【2016.12.25】2017年新春おすすめワイン
バッハラッハー・リースリング・カビネット・ファインヘルプ [2015]ラッツェンベルガー(白・やや辛口)
お正月には、お節料理。昔よりカジュアルに作ったり、最近では、料理店が出すお節も人気ですよね。
河井家では、毎年大晦日は、母・義姉・私が台所に並んで、お節の支度をします。
ペチャクチャしゃべりながらも、知らぬ間に分担しながら、気が付けば、お重の盛り付けも完了!が、毎年恒例(笑)
家族全員が揃うのは、1年に数えるほど。というご家庭も少なくないのではないでしょうか。
大切な1年の始まり。新春の食卓に、是非オススメしたいワインが、ドイツの、ラッツェンベルガーという造り手の、リースリング。
醤油・みりんをよく使う和食と、やや辛口のまろやかな味わいが、本当によく合うんです。ジューシーだし、飲んでいて、ホッとするような、とてもフレンドリーな味わい。
飲んでみなけりゃ分からない。飲んだら納得。そんな1本です♪
甲州テロワール・セレクション祝[2015]勝沼醸造(白ワイン)
新春のお勧めワインというテーマなら、これを置いて他には無いでしょう!
日本を代表する、老舗ワイナリーで甲州を使ったワイン造りに特化する勝沼醸造の、その名もズバリ『祝』!!
しか〜し、何も名前だけで選んだ訳ではありません。
私は、このところ毎年お正月には、必ず日本のワインを開けています。
白は甲州、赤はマスカットベリーAを使用したワインを選んでいるのですが、おせちのような伝統的な和食には、海外のワインより、日本ワインが幅広く合わせやすく、特に日本固有の品種である、この2つは、まさに和食のためにあると言っても過言ではないのです。
品種の個性として派手さがある訳ではないので、洋食系の料理にも寄り添ってくれますよ!実際、漫画『神の雫』マリアージュ編で、ラタトゥイユと合わせる話が出てきましたし、懐は大変深いです!
ワインと言えど、その土地で生まれたものは、やはり、その土地の料理と合わせるのが一番なのは、世界共通なんだと思います。
ぜひ、新年の飲み初めは、この『祝』で、めでたく乾杯して下さいっ!
純米酒順子 吟のさと60% 720ml(日本酒)
ワイン好きな方でも、お正月ともなれば、日本酒を飲みたくなりません?
でも、ワイン好きな方の舌を納得させる日本酒って、そうそう見つからないものです…。
でもでも、『これならいける!!』と、きっと満足して頂ける日本酒がここにあります!!
ロワールのボワ・ルカで、ワインを生み出す日本人女性醸造家、新井順子さんが造る日本酒なのです。
『遂に新井さんが日本酒を!!』と、きっと思われる方も多いのではないでしょうか?!
その日本酒の名前は、『純米酒順子 吟のさと』
この日本酒造りへのこだわりと手の掛けようは、ワイン造りにも負けていません!!
日本酒としては、アルコール度数も控えめなので、きっとワイン好きな方にもピッタリだと思います。
新井さんの初リリース日本酒。お正月に是非!!
【2016.12.10】クリスマス&年末におすすめワイン
【送料無料】【数量限定】ALLフランス産!シャンパンと同じ瓶内二次発酵の本格派!クレマン6本セット(泡白6本)
年末に向けて、パタパタとされてる方も多いでしょうか。
ボジョレー・ヌーヴォーが解禁したと思ったら、もうクリスマス!と言ってる間に大晦日!
まさに、師走を実感中の河井です!
そんな12月は、不思議と気が大きくなり、懐も緩みがちになるのは、私だけじゃない?はず(笑)
と言えども、お手頃にワインを楽しめたら、もっと嬉しいですよね!河井からのイチオシはこのセット!
全てフランス産&シャンパン製法の厳選クレマン6本セット!
実は、ずっと作りたかったんです、このセット。
瓶内二次発酵でシャンパン級の味わいのクレマンって、2千円越えも珍しくなく、物はいいのに手が伸びない。
ならば、お手頃に楽しめる、クレマン・セットって出来ないか。と、探しに探して、試飲に試飲を重ねて出来ました!
この価格で飲めるのは貴重!何本あっても大活躍する、クリスマス&年末年始に持ってこいです!
ピエール・カロ
『クリスマス&年末』と言えば、やっぱり泡は欠かせませんよね。
で、この時期の泡と言えばズバリ、シャンパン!!
だけど、普段、飲まない方にとっては、何を買って良いか分からない方も少なくないのでは?
私も、いざシャンパンをお勧めしてくれと言われても、飲んだことが無いものを推薦する訳にはまいりません。
そこで、今回は、ちょっぴり派手めのクラシックなラベルが、この時期に相応しく思える、『ピエール・カロ』をご紹介します。
『ピエール・カロ』の特徴は、リザーヴ・ワインを多くブレンドをするという、非常に芳醇で複雑な味わいを持つ、小規模の造り手としては異例の贅沢な造りを行っています。
それだけの拘りがあり、三ツ星レストランでも愛用されたり、有名メゾンのボランジェが厚い信頼を寄せているという隠れた実力派。飲まれる際は、小ぶりの白ワイングラスが、香り味わいとも、豊かに感じて頂けますので、お勧めです。
全てのキュベがお勧めなのですが、もし、もしっ、ご予算が許されるようでしたら、フラッグシップの超限定プレステージ・キュベ、クロ・ジャカンを、ぜひ!
【オリジナル木箱入り】バランタイン 30年・40度・700ml・並行品
年末年始は、ちょっと奮発して、良いお酒が飲みたい!
そこで、そんな気分にお答えして、今回はワインではなく、『熟成の極み』で熟成された、このウイスキーをご紹介!!
バランタインの30年もの。
ブレンデッド・スコッチウイスキーの代名詞的、『バランタイン』。
私も、学生時代のアルバイトの時に、初めて飲んだブレンデッドウイスキーが、
バランタインが造る『ファイネスト』だったことは、今でも覚えています。
それから、バランタインに30年ものがあること知ったのは、数年先のこと。
その時に、
『30年って、おれより年上。そんな年数が経ったウイスキー、飲んでみたい!!』
って、飲める日を楽しみにしていたものです。
バーで飲めば、恐らく、一杯何千円もする『バランタイン30年』
30年もの長い年月を経て、樽で熟成された色合いは深い黄金色。
ほんのりとバニラ香が感じられ、30年間樽の中で眠り続けていた、
芳醇で高貴な甘い香り。
力強くもあり柔らかく、芳醇な味わいが口に広がり、30年間熟成された
まろやかさが、まさにバランタインの最高峰ウイスキーであることは間違いありません。!
まずは十分に香りを楽しんでもらい、その後、ふくよかな円熟した味わいを、是非ストレートで味わって欲しいです。
【2016.11.25】思い出ワイン
エッセンシエル・キュヴェ・ブリュットNVパイパー・エドシック(泡・白)
タカムラに入社する前から、ずっと家族でワインを飲んでいた私。ワインが好きになったキッカケは、父親の影響が大きいのです。
そんな私と父、日本ソムリエ協会のワインエキスパート呼称資格認定資格を一緒に受験するほどのワイン親子。しかも、受験座席が、前後だったという(笑)
もう数年も前の話ですが、受験後、『お疲れ様会』で開けたワインが、これ。パイパー・エドシックでした。
疲れた脳みそに、大変癒しを与えてくれた味わいだったことを思い出します。
ますます寒さが強まる季節、この、力強く凝縮された味わいが、益々美味しく感じられます。1本いかがでしょうか♪
あ…ちなみに、親子ともども、無事、試験には合格できました(ホッ)
マコン・シャントレ・ピエール・ポレ[2014]ダニエル・エ・ジュリアン・バロー(白ワイン)
思い出のワイン…
最初、このテーマを聞いた時、色々とありすぎて困ってしまいましたが、コチラに決めました!
私が、フランス料理のレストランに勤め始めて間もない頃に出会って、『閃光が走った』ワイン(造り手)です。
『閃光が走った』のは、比喩的に使いましたが、味わいの面でも、キラッと感じるものがありました!
果実味でも酸味でもなく、何かキラキラとした感覚が、飲んだ瞬間から余韻まで感じられ、今まで美味しいと思っていた味わいとは、全く違う美味しさ感じたのが…
この、ダニエル・エ・マルティーヌ・バロー(当時はダニエル・バロー)です!
どのキュヴェを飲んでも、フレーバーや質感などの違いはあれど、一貫したキラキラ感があり、今思えば、いわゆる《ミネラル感》だったかと。
それでは、先ずはコチラを、お試し頂ければと思います!!
ラ・キュヴェ・ミティーク2014(赤ワイン)
その分、思い出のワインは数あれど、ここに来た時に、一番始めに気を引いたワインが、この『ラ・キュヴェ・ミティーク』
当時のヴィンテージは、確か1999年ヴィンテージだったかと。
タカムラで働き出してから、はや十数年。
店のスタッフに、『これ美味しいから飲んでみ!』とオススメされて、初めて飲んだ時の感想が…
『んまっ!フルボディほど濃くもなく、でも味わいはしっかりしている!!』
当時はまだまだ無名のワインでしたが、それから、あれよあれよという間に人気のワインに。しかも、みるみる在庫が減っていって、
『えっ!あれだけあった在庫がもうないの?!』
と、無くなっていく在庫を涙ながらに見ていた記憶があります。
そんなワインも、今ではヴィンテージが2014年。気がつけば、確かにあれから十数年。
でも、何十年経っても、この味わいは変わらずです。
今でも美味しく楽しんでいます♪