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川根営農組合さんの玄米の安全・安心な理由


川根営農組合の渡部さんと黒瀬さんです
米づくりのノウハウを受け継いで玄米おむすびの玄米を作ってもらってます。米作りのもっとうは「みんなに喜ばれ安全で安心して食べてもらえる米づくり」です。営農組合とは集落の農家さんたちが集まってみんな助け合ってお米づくりをする集まりです。頼もしい皆さんが玄米おむすびを支えてくれています。


川根地区の田んぼの様子です。田んぼの水は高縄山脈からの谷水を使用しています。谷の水というと普通、夏場の渇水が心配ですがここは広葉樹林に恵まれたっぷり水を吸った落ち葉から少しづつ流れてくるためその心配はありません。出穂する前に一度だけ除草剤を散布します。防虫には木搾酢・竹搾酢を使用、防病には納豆菌から採ったものを使用します。米糠・EM菌肥料を使い、化学肥料は使用していません。毎年病気や虫の被害はどうなのか、気が気じゃありません。

生産者とお米屋さんの直接の取引ですから、穀物検定なんか受けなくても良さそうですが、お客様にちゃんと説明したいので、認定機関の検査を受けます。

残留農薬検査の結果です。
青汁で有名な「キューサイ」の「キューサイ分析研究所」で残留農薬を検査してもらいます。
結構な費用がかかりますが、お客様に安心していただきたいので受けております。毎年112種類でしたが、今年はより強力な検査パッケージが出来たのでそちらにしました。なんとお米199農薬一斉分析です。
もちろん今年も「残留農薬不検出」です


毎年取れたお米をこの低温倉庫に保管します。
一年間で使うものすべて一括でいただき、他の業者さんは間に入りません。
この倉庫の許容量の半分以上が川根営農組合さんのところのお米です。


海外貿易の船便で使われていた冷蔵コンテナを再利用しています。
約11段に積み上げます。
結構こたえます・・・
お米の冷蔵温度は18℃ぐらいがいいと一般には言われていますが、少し心もとないので15℃にセットしてあります。
年中変わらぬ温度設定で、一番いい状態でおむすびになるのを待っています。
自分的には、新米もいいけど、保管して馴染んだ、少し硬めに炊き上がる6月ぐらいのお米も好きです。


持って来てくれた玄米をそのまま使う事が出来れば、手間がかからず非常に嬉しいのですが、そうは行かないようです。見た目はきれいでもやはり異物が入っています。
刈り入れ時に雨などが降って倒れた稲を収穫したものなど、びっくりするほど大きな石が入っている時があります。
お米屋さんが使う大型の石抜き選別機です。


このお米は高橋嘉明さんのキヌヒカリではありません
いつも精米しているお米で、どれくらい取れているか確認してみました。
今年は天候がよく倒れた稲は余りなかったのですが、やはり量が量だけにありますね
お客様のおむすびが「ガジッ」とならないよう細心の注意をしています
嫌ですよね、ご飯を食べてて石を噛んじゃうのって


玄米はもうひとつ厄介なものが入っています。それはモミです。
モミとはお米の外の殻のことです。
農家さんは丁寧にとってくれているのですが、あまり機械の調節をキツクするとお米が割れてしまうようで加減が難しいようです。
ですので、小型のモミ取り機を購入しました。洗米しておむすびにする前に、もう一度この機械でモミ取します。
ある程度汚れも取れて、灰汁のない玄米に仕上がります。


手間ひま掛けると本当にお米が可愛く思えてきます。地域的に有機JASの認定を受ける事が難しいのですが、このお米は、どこに出しても恥ずかしくない安全安心なおいしいお米だと思っています。
玄米で食べていただくのに最適なお米です。「これだともっと高く売れるんじゃない?」とよく言われますが、出来るだけリーズナブルな価格でお客様にお届けしたいと頑張っています。