garoh wallet01 Alexandre Lanos(JEAN ROUSSEAU)の場合

2023S/Sシーズンよりスタートしたguji初のプライベートレーベル"garoh(画廊/がろう)"。

「ニュークラシック」をコンセプトに掲げ、既存のクラシックとは違った新たな価値を生み出す上で共に取り組んで頂いたクリエイターの方にインタビューし、それぞれの思いを語っていただく連続対談企画、今回はJEAN ROUSSEAUのマネージャーであるAlexandre Lanos (アレクサンドル・ラノス)氏にご登場いただきます。

" garoh wallet01 "について様々なことを伺いました。

garohが掲げる「ニュークラシック」というコンセプトについて

Alexandre Lanos氏(以下アレックス氏):JEAN ROUSSEAUというブランド自体がクラシックなので私たちなりの"新しいクラシック"を考えるという事にワクワクしました。

gujiバイヤーマネージャー高階(以下高階):この企画を伝えられた時ってどう思われましたか。

アレックス氏:高階さんからお話をいただいて楽しそうだなと思いましたし、やる気満々にもなりました。なので是非とも参画したいとお返事させてもらいました。

高階:返答早かったですもんね。(笑)

アレックス氏:はい。(笑)

ring大阪店長葭(以下葭):JEAN ROUSSEAUはgujiの革小物の定番としての立ち位置を確立しているので、今回ウォレットを作成するにあたり真っ先に候補に挙がりました。

アレックス氏:ありがとうございます。ただ、私はデザイナーではないのでデザインを提案していていただいて、そこから革の選定や細かな修正を行うことで最高のプロダクトを作りたいと思いました。

ニュークラシックな小物とは

アレックス氏:現代の紳士の為のオールインワンスマートウォレット。すべてが一つで完結するものが良いなと思っていました。

葭:提案させていただいた案がフィットしたと。

アレックス氏:そうですね、すごく良い案だと思いました。元々JEAN ROUSSEAUはお客様の要望からプロダクトを作るので、こちらとしても新しい発見もあり是非作成したいと。

高階:ちなみにJEAN ROUSSEAUにはデザインチームみたいな部署があるんですか。

アレックス氏:もちろん、そうですね。デザインチームがあり、職人がいて、それが実行可能かミーティングを重ねて実際に形にしていきます。デザインチームもgarohのコンセプトを聞いて、さすがgujiさんの案だと驚いていました。

高階、葭:ありがとうございます。

素材、ディティールについて

アレックス氏:新しいクラシックということで、現代では無視することはできないサスティナブルな観点からも考えを巡らせました。使っている革は全て食肉用の牛から採れた革を使用しています。

高階:「良いものを永く」という考え方に沿ったプロダクトですよね。

アレックス氏:もちろん革の質には拘りました。上質な柔らかい革を使用しているのでタッチも良く、機能的にも使いやすい革を選定しています。

葭:良い革ですよね。見栄えも高級感があり、これだけを手に持って出掛けてもカッコいいですしサマになります。

アレックス氏:永く愛用してもらいたいアイテムということもあって、外装はグレインレザー、内装はゴートレザーを採用しました。シンプルで飽きがこない仕上がりになっています。

アレックス氏:JEAN ROUSSEAUは曲線の仕上げが得意なので、コーナーやエッジ部分の仕上げは曲線にして柔らかな印象になるように仕上げています。

高階:フランスらしいエレガントで実用的なデザインが素敵です。

アレックス氏:もちろん機能面にも優れておりアクセスしやすいカードスロット、大きく開くポケットが2つ、領収書や名刺の入るポケットが1つ、スマートフォンが入るコンパートメント、裏地にアルカンターラを張り強度と滑り止めを実現しています。

葭:スーツの内ポケットにも入る大きさで、本当にこれだけで出掛けられますね。

高階:次回作はどうでしょうか。

アレックス氏:24年秋冬に発売する予定のアイテムが進行中です。是非ご期待下さい。

葭:今から楽しみですね。

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