秋冬シーズンにおすすめ
麻・リネン生地
生地の森のウィンターリネン

麻やリネンの天然素材は自然な風合いが魅力的で、ナチュラルな雰囲気を演出してくれて、ファッションには欠かせない素材ですね。特に春から夏の季節にかけては、涼しげな雰囲気を演出してくれて、コーディネートには欠かせない素材です。

では、秋から冬の季節にかけてはいかがでしょう。麻・リネンの生地を「秋や冬に使っていいの?」と悩まれる方も多くいらっしゃいます。たしかに涼しげな印象のある麻・リネンの生地を秋冬のファッションに使うのは、素材感にこだわる方なら悩みますよね。

そこでわたしたちは、秋冬の季節でも季節感を出せる麻・リネン生地を作ろうと、味や雰囲気などで「魅せる素材感」にこだわって誕生したのが、秋冬リネン素材の「ウィンターリネン」です。

What is "Winterlinen"?冬のリネン素材「ウィンターリネン」とは

秋や冬にリネン生地を使っていいの?
おかしいかしら?

世間一般に麻・リネンの生地は春夏シーズンだけと見られがちですが、そうした既成概念にとらわれるのではなく、生地屋自らがトレンドとなって秋冬ファッションに使える麻・リネンを考案。
保温性などの機能面ではなく、独自のファッション性を追求し、他では出せない天然素材の麻・リネン本来の素朴な味わいや独特な雰囲気を引き出すべく、季節感を演出できる素材感にこだわって誕生したのが生地の森のウィンターリネンです。

ウィンターリネン2

Types and features秋冬リネン生地
「ウィンターリネン」の種類と特徴

生地の森の「ウィンターリネン」は、秋冬感を演出する素材感にこだわり、
天然素材の麻・リネンにウールをブレンドしたものや、生地の表面を起毛をかけて毛羽立たせたものなど、
味わい深いぬくもりのある表情と風合いに仕上げた麻・リネン生地となっております。

生地の森の「ウィンターリネン」の特徴は大きく分けて3つ。それぞれの特徴を合わせてご紹介します。


Fabric features特徴01
しっとりとしたとろみ感がおしゃれ度をアップ綾織りリネン

下の2種類は同じ糸番手を使ったリネン生地です。リネン生地の表面感をご覧ください。
(画像をクリックすると拡大します。)

1平織りに織られたリネン生地

平織り1
平織り2

平織りの生地は、タテヨコが均等に交差して織られるため、しっかりとした生地感です。
ハリこしもあり、また肌離れがよく、サラリとした触感が特徴で、カジュアルな雰囲気を漂わせます。

2綾織りに織られたリネン生地

綾織り1
綾織り2

綾織りの生地は、タテとヨコとの接点を少なくすることで、生地の風合いを柔らかくします。
また光沢も出やすく、しっとり肌馴染みがよく、とろんとした風合い感は上品でエレガントな雰囲気を漂わせます。

たしかに麻・リネンの生地の印象は春夏のイメージを引っ張ります。
しかしその中でもしっとりとツヤ感のある質感のある麻・リネン生地にすることで、見え方や仕上がり具合にも違いが出ます。
とろみがあり肌馴染みの良い風合いの生地は、下にストンと落ちてくれるのでシルエットが綺麗に見えるのも特徴です。
また冬の季節、厚手のニットや、ジャケット、コートとボリュームのあるアイテムとのコーディネートにもしっくりと合わせやすいと思います。
薄手のものから厚手のものまでご用意しております。

リネンワンピース

Fabric features特徴02
触りたくなるようなウォーム感起毛リネン

下の2種類は同じ糸番手を使ったリネン生地です。リネン生地の表面感をご覧ください。
(画像をクリックすると拡大します。)

1平織りに織られたリネン生地

平織り

2起毛を施したリネン生地

起毛

平織りのリネン生地はハリこし感がありますが、表面の繊維を毛羽立たせることで表情が豊かになり、風合いもくったりと柔らかくなります。また綾織りの生地に起毛を施すと、さらに触り心地がしっとりシルキーで、まるでウールを感じさせるような滑らかなあたたかみのある素材感です。加工が増えて生地値は少し上がりますが、この季節でしか味わえない限定感が満載です。

リネンシャツワンピース

Fabric features特徴03
程よい毛羽感が引き出す素朴なぬくもりリネンウール

リネンウールリネンウール

麻・リネンに絶妙な配合でウールをブレンドすることで、ふっくらとした弾力感と、生地表面に毛羽感が生まれ、素朴なぬくもり感を引き出しております。ウールやフリースのような保温性はありませんが、天然素材の素朴な温かみのある表情は季節感を漂わせて見ているだけでも飽きさせません。おしゃれ度が上がる季節だからこそ、こだわりのある素材感をぜひ体験してみてください。

アウターリネン

Handling of winter linen冬のリネン生地
「ウィンターリネン」の取扱いの注意点


当社で扱う生地は、最終仕上げ加工を施しておりますので、そのまま裁断してお使いいただくことが可能です。但し、天然素材の生地の特性上、水洗いによる多少の縮みが生じますので予めご了承ください。
ウールの割合の低いもの(混率がウール10%~20程度)は、ご家庭での地直し(水通し)やお洗濯が可能ですが、ウールの割合が高いもの(混率がウール40%を超える場合)は、風合いを損なう恐れがございますのでお避けください。
また、風合いの保持や型崩れ防止には、ドライクリーニングをご利用いただくなど、使用用途やアイテムにより、水通しの有無、ご家庭のお洗濯の可否をお選びください。

ウィンターリネン3

Q&A生地の森の「ウィンターリネン」に関するQ&A

  • リネンウールは温かいですか?
  • あいにくウールや化学繊維のフリースなどの保温性は求められません。
    素朴な表情や風合いからあたたかみのある雰囲気や味わいを感じていただけたら幸いです。
  • リネンウールは水通しが必要ですか?
  • 当社の生地は、整理加工の最終工程を施しており、裁断してお使いいただける状態に仕上げておりますので、そのままでもお使いいただけます。
    生地の歪みなど気にならなければ、スチームアイロン等の地直しでも充分かと思います。
  • リネンウールは普通の水通しで大丈夫ですか?
  • 普通の水通しの概念や、やり方がそれぞれ異なる恐れがありますので、一概に普通の水通しが可能かどうかは、当社では判断致しかねます。

    当社の生地は、整理加工の最終工程を施しており、裁断してお使いいただける状態になっております。糊の付いた織付け状態ではありませんので、一晩中浸ける必要も、お湯を使う必要もありません。また洗濯機での脱水は歪みやよれ、余計なシワを付ける原因になります。さらに生乾きからアイロンで地直しをするのではなく、完全に乾かした状態でアイロンを当てるとアタリ(白く光る)がつく原因にもなります。

    普段なされている水通しがこれらに該当する場合は、生地の風合いを損ないかねませんのでくれぐれもお避けください。水通しや裁断、縫製、お洗濯等、生地の取り扱いの際の不備については、当社では一切の責任を負えませんので予めご了承ください。
  • リネンウールは洗うと縮みますか?
  • 麻や綿などの天然繊維の生地は水により多少の縮み風合い変化は起こります。
    当社のリネンウール(毛の混率が10%程度の低いもの)に関しても縮率は約1〜2%程度起こりますが、天然繊維製品では許容範囲内とされており、一般の既製品と同様のものとお考えください。
  • リネンウールは普通にお洗濯できますか?
  • 当社のリネンウール(毛の混率が10%程度の低いもの)に関してはご家庭でのお洗濯が可能です。
    但し、汚れものなどを洗う強力な洗剤で長時間の浸水や脱水を頻繁に行うようなお洗濯は、生地を傷める原因につながります。また天然繊維の生地は直射日光に弱いため、長時間天日に干すと生地の劣化を早めます。
    リネンウールなどウール混の生地を普通に頻繁にお洗濯されますと、繊維が痩せてウール感はどんどん失われてしまいます。ウール混の風合いを保ち、長持ちさせて大事に使うのであれば、頻繁なお洗濯は避けて、おしゃれ着洗いやネット使いなど繊維になるべく負担の少ない方法が望ましいと思います。
ウィンターリネン5

Winterlinen chart冬のリネン生地「ウィンターリネン」早見表

秋冬を愉しむ種類も色も豊富な冬のリネン生地「ウィンターリネン」。
リネン生地は各商品によって、生地の厚みや風合いが異なります。
下記の早見表をご参考ください。

下記の商品画像をクリックすると、詳細ページにジャンプします。

ウィンターリネンマップチャート in50721 in50521 in50561 in50729 in50261 in50674 in50723 in50640 in50707 in50512 in50662 in50703 in50715 in50733 in50660 in50727 in50624

最後までご覧いただきありがとうございます。
生地の森のウィンターリネンの素材の味や雰囲気をあなたの創造に取り入れていただき、
冬こそあなたらしいハンドメイドのファッションをぜひ楽しんでください。

ウィンターリネン4

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