やかん特集
お湯を沸かすときに欠かせないやかん(ケトル)は、
身近なだけにいざ買うとなると選ぶのに悩みがちなアイテムです。
IH対応や笛吹き機能、電気ケトルや省スペース収納できるものなど選ぶ基準は人それぞれ。
容量、材質、機能をはじめ、アウトドアなど使用するシーンごとにおすすめアイテムを揃えました。
材質から選ぶ
材質・素材からやかんを選びたい方に。材質ごとの特徴、おすすめ商品を紹介します。
- ステンレス製
- ステンレス製の良さは何といっても錆びにくく丈夫な点。
焦げにも強いので、お手入れも簡単でどんな方でも扱いやすい素材です。
種類が豊富で耐食性・耐熱性に優れた18-8ステンレス製や、おしゃれな見た目のものなど機能や見た目にこだわって探せます。
ステンレス製やかんのおすすめ
ステンレス製やかんをもっとみる
- ホーロー製
- 金属の表面にガラス質の素材でコーティングを施したホーロー製のやかんは、色やにおいがつきにくくお茶の煮出しにも向いています。
つるっとした光沢のある材質で洗いやすく、おしゃれでかわいいデザインが多いのも特徴の一つです。
ホーロー製やかんのおすすめ
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- アルミ製
- 熱伝導率が高いのでサッとお湯が沸かせる、昔ながらのオーソドックスなやかんです。
ほかの素材のものに比べると軽量で持ち運びしやすく、お湯やお茶をたっぷり作って食卓等に持ち運ぶ必要がある方におすすめな材質です。
アルミ製やかんのおすすめ
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- 陶器製
- においが残りにくく煮沸の音が静かな陶器のやかんは、遠赤外線効果により出来上がったお湯がやわらかな口当たりになります。
インテリア性の高い和モダンな見た目のものが多く、出しっぱなしにしていても生活感が出ません。衝撃には弱いですが、その分大切に扱えます。
陶器のやかんのおすすめ
- 鉄瓶
- 鉄瓶と呼ばれる鉄製のやかんは、お湯を沸かすと少量の鉄が溶けだして鉄分補給が可能です。
鉄イオンの効果で水道水の塩素除去もしてくれるのでまろやかな味のお湯ができ、そのまま白湯として飲んだりお料理に使えます。
しっかりとした重量がある分、少ない容量のものが多いので一人暮らしの方にもおすすめです。
おすすめの鉄瓶
容量から選ぶ
家族と一緒に暮らしているご家庭、一人暮らしなど、生活によって必要なお湯の量も変わってきますよね。
お湯の量の目安を知って、自分にあった容量のやかんを見つけましょう。
料理に使うお湯の量の目安
コーヒー1杯 |
約140ml |
味噌汁・スープ |
約160~300ml |
カップ麺 |
約300~400ml |
茹でる麺1人前 |
約1000ml(1L)
|
一人暮らし向けには1L以内
一人暮らしの方や、コーヒー・紅茶を飲むときにだけ使いたいなどの場合は1L未満のやかんやケトルが適しています。オール熱源対応のものや電気ケトルを選ぶと、引っ越しなどでキッチンが変わっても買い替えずに使えるので安心です。
二人暮らし向けには2L前後
二人暮らしのおうちなら1.5~2Lくらいのやかんがあれば十分です。沸かす頻度が高かったり、使い分けしたい場合は電気ケトルや小さめのやかんと併用しても便利です。
大人数向けには3L前後
3~4人くらいの家族構成なら3L前後のやかんがあれば十分でしょう。
7人家族など大家族の場合は5Lなどかなり大きな容量のやかんでないと足りないようです。
家族構成や一人当たりどのくらいのお湯を使うかなども配慮して選んでみてくださいね。
「満水容量」と「適正容量」って?
用途・機能から選ぶ
材質・素材・容量から選ぶよりも具体的な用途が決まっている方はこちらから探してみてくださいね。
ガスでもIHでも使いたい
「キッチンのIHでも卓上のカセットコンロでもどっちも使いたい!」
「引っ越しが多くてキッチンの熱源事情が変わりがち・・・」
などの場合におすすめな、ガス火でもIHでも使えるやかんを集めました。
料理の時短をしたい
鍋を火にかけるときは、水から沸かさずにあらかじめ沸かしておいたお湯を使うと時短につながります。
電気ケトルなら沸騰までの時間が短く、コンロと同時に使えて簡単・手軽に調理作業に取り入れられます。
片手間でお湯を沸かしたいので笛吹き機能がほしい!
お湯が沸くと音が鳴る「笛吹き機能」があれば、湯沸かし中に別の用事をしても音で気づけて安心です。
やかんを火にかけていることを忘れてしまううっかりさんにもピッタリの機能です。
笛吹き機能がならない理由って?
1人でコーヒーを片手にほっと一息つきたい
コーヒーや紅茶でちょっと休憩したい時には少量タイプのケトルがピッタリです。
注ぎ口が細口のものなら、少量のお湯をゆっくりと注げてコーヒーのハンドドリップも楽しめます。
家族みんなで飲むお茶を作りたい
大家族だとどれだけ沸かしてもすぐ足りなくなるというご家庭もあるんじゃないでしょうか?
容量が多いやかんだと重くて持つのが大変だというデメリットはありますが、
一度にたくさん沸かせると何度も沸かす手間が減りますよ。
アウトドアで使いたい
直火にかけやすい縦長のものや、調理にも使える片手鍋になるケトル、ソロキャンプにもおすすめなやかん型など、アウトドア用ケトルを集めました。
冷蔵庫にそのままいれたい
収納場所に困ってついつい出しっぱなしになってしまうやかんですが、底が広くて高さの低いものを選べば冷蔵庫や棚の中にしまいやすくなります。
取っ手が倒れて上面がフラットになるものなら、上に物を置けて冷蔵庫内でもかさばりません。
知っておきたい!やかん(ケトル)の豆知識
「満水容量」と「適正容量」って?
満水容量は水を容器に満杯になるまで入れたもののことを言います。
適正容量はお湯が吹きこぼれない容量です。
適正容量を守らないと「笛吹きケトルが鳴らない!」と困ることもありますので、注意しましょう。
ちなみに笛吹きケトルが鳴らない他の原因は「笛吹き口が詰まっている」ことや、
「蓋がきちんと閉まっていない」ことなどが挙げられます。
壊れた!不良だ!と判断する前に適正容量などの状態をチェックしてみましょう。
やかんのお手入れの仕方は?
使用後は食器用洗剤(中性)を付けたスポンジタワシ等で良く洗い、水気を拭き取りましょう。
茶渋は重曹かクエン酸でお手入れするときれいに落ちますよ。
※アルミ製のやかんに重曹水を使うと化学反応を起こして黒ずんでしまうのでNGです。
やかんとポットの違いは?
どちらもお湯を沸かすためのものだが、お湯を使う目的によって向き不向きがあります。
やかん(ケトル)は素早くお湯を沸かすことができるため、少量のお湯をすぐに用意できます。
ちょっとお茶やコーヒーを飲みたいと思った時に便利です。
一方ポットはお湯を沸かす時間はかかるが、長時間温かさを保つことができます。
用途によって使い分けましょう。
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