光によって表情の変わるもの、まるで陶器のような質感のもの、漆塗りのような手触りのもの…
吹きガラスで制作される黒川氏の作品には、ガラスの変幻自在の魅力がこめられています。ガラスの可能性を追求し続ける作家の、小さな器に広がる壮大な世界をお楽しみください。

新作『或星-あるほし-』

無限に広がる宇宙の何処かにある「或る星」を想い描き、内に点在する無数の星を吹きガラスでスケッチするようにひとつひとつ産み出された、2021年の個展で登場した本作。
星々と同じく全てのうつわがそれぞれの色・形・光を持ち、作家手作りの「一点物」ならではの個性を存分に楽しめます。
制作に際してまた新たな技法に挑戦しており、創作欲と向上心の止まるところを知らず進化し続ける黒川氏の、ガラスへの熱い探究心も見ることができます。

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作品紹介

多様なシリーズがあることも黒川氏の作品の魅力。
宇宙を閉じ込めたようなもの、星そのものを手にしているようなもの、鉱石のような輝きを見せてくれるものなど、その性格は多岐に渡ります。

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