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積み木で玉の道
ビー玉が転がる道を作るおもちゃは、子供から大人までいつも人気の遊びです。
でも時々店頭やお電話で
「せっかく積み木を持っているのに、このおもちゃを買うのもちょっと・・・」
とか
「なんとか積み木で作れないですかね?」
なんてお話をいただきます。
結論からいきますと答えは簡単
「お持ちの積み木でできますよ!」
です。
しかもこれがものすごく面白い、楽しい、ハマる、のです。
何故かって?
それは
<道を作る>ところから考えなくてはならないから
なのです。
この遊びは未就学の子供だけでなく、
小学生、中学生、高校生・・・おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんまで
誰でも夢中になれる可能性を秘めているのです。
ということで、内緒にしておくのももったいないので、
誰でも作れるようにちょっとした考え方のコツをご紹介したいと思います。
ただ、最初に断っておきますけど
これが絶対でもないし、全てでもないですからね。
今回使ってみる材料は
立方体
直方体
球(カラーボールの球:直径40mm)
二等辺三角柱
と、種類はこれだけです。
ではまず、
道を作っていく上の基本の考え方ですが、
ゴール地点
から作ります。
これはどんな玉の道でも同じこと。
玉のゴール地点に
直方体を一つ
で、この上を球がうまく転がるようにしたいのですが
このままだと途中で球が脱落しちゃいますよね。
なので両端に直方体もしくは立方体を使って
壁を作ります。
これで道を外れることなく端から端まで転がっていくようになりました。
この一組がいろいろなメーカーが販売している玉の道の
<道1個>となる訳です。
いくつか繋げてみましょうか。
球をスタートに置いてちょっと押してみると
道を転がってゴールイン。
これだけでもちょっとワクワクしてくるのですが
玉の道だから段差が欲しいですよね。
で、こんな感じで高くして
同じように壁を作って
ちょっと道を長くしたら、ほらできた。
さっきと同じように一番高いスタート地点に球を置いて指で押すと・・・
なんだかとってもオートマチック感が出てきて嬉しくなっちゃいます。
後は好きなように段差作って並べて繋げて・・・
トンネルなんかも作ったりなんかして
こんなのできまちゃいました。
まっすぐ球が降りてくるだけのコースなのにめちゃくちゃ頑張った感も味わえます。
こうなると曲がり道も欲しくなってくるでしょ。
いろいろ作り方はあるんだけど
ちょっとカッコよく仕上げるために二等辺三角柱を斜辺ではない辺の半分だけ控えてこんな感じでセットして
壁を作って・・・
ほら完成。
うまく曲がるかな?
うまくいくと、とにかく嬉しいのです。
こうなったらちょっとトリッキーに、こんな細い道だっら
早速組み込んでみることに・・・
細い道は落ちないかな?
道を複雑に作れば作るほど球が詰まったり途中で止まってしまったりすると思います。
でもここで、どうすればうまく転がるのかを考えて検証して
自分だけの玉の道を作ってみてください。
球をコースの途中で置いたらどうなるかな?
球をコースの途中に2個並べて置いたらどうなるかな?
何でもできるはずだからいろいろ実験してみてくださいね。
皆さんも使えそうなものを探して、どんどん<道>を繋げてみてはいかが?
おまけ