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MICKI汽車のレールセット指南
汽車レールセットってどのようにして遊んでいますか?
小さいお子様の場合は特にレールのつなぎ方って難しくないですか?
お問い合わせの電話やメールは結構多いんですよ。
そこでがりとんではどのような遊びをおすすめしているのか
また、現在取り扱っているパーツがどのように繋がるのかをこのページで解説いたします。
・はじめに
ミッキィの汽車セットは時々こーーんな感じに仕上がって出荷されてきます。
機械で加工されていますけど、端は材料が暴れたりしやすいため結構な確率でこんな感じになっているのです。
もしこんなパーツが紛れ込んでいた場合は気にされない方はこのまま使ってもよいのですが、気になる場合はちゃちゃっとサンドペーパーなどで擦っていただければと思います。
・はじめてのレール遊び 超初級編
「レールが繋がらないよー」
なんて困った事ありませんか?
ミッキィの汽車セットで人気があるものは
【汽車セットスタンダード】
や
【汽車セットつり橋】
でして、
基本的にセットはいろいろなパーツが入っているので単品で揃えるよりも明らかにお買い得なセットなのです。
でもだからと言って最初からいきなり全部出しちゃうと、どれをどうつなげばよいのかわからなくなってしまい、
ひょろひょろ〜んと、こんな形。
これはこれでよいのですが、もう一つ納得いかず・・・
結局エンドレスに走らせられる《まる》が作れないんです。
何故このようなことが起きるのかというと・・・
原因はこれ。
直線レールです。
これを入れて《まる》を作ろうとすると必ず偶数本数が必要で、
奇数だとどうしても《まる》が完成せずぽっかりと空いちゃうんです。
直線レールは一見簡単そうに見えるのですが、入れる場所や本数の事を考えなきゃいけないのでカーブレールだけのほうが簡単だったりするのです。
では、どうすればよいのか??
まず同じカーブレールを8本用意します。
でも向きがバラバラではまたさっきと同じひょろひょろーんなことに・・・
カーブレールばかり渡しても《まる》ができない最大の理由は両面にレールが彫り込まれていることにあります。
それを回避するために、ここはひとつおはなしでも作りましょうか。
「これなーんだ?バナナだよ!」
「バナナさん、一列に並んでくださいな。」
と、カーブレールを同じ向きに並べましょう。
「バナナってどこで生まれるか知ってる?」
なーんてお話しながら並べたままの向きで一つずつつなげていきます。
「南の島で生まれるんだよ〜。」
まーるい島が完成。
「育ったバナナは汽車に乗って・・・」
レールの上に汽車を載せて走らせて、
「○○くん家にやってくるのです。」
こんな感じで進めれば、同じ向きでつながるので必ず《まる》が完成します。
さて、中間に直線の入った《長まる》を作りたい時は・・・
《まる》を作ってから半分に切って
同じ長さの直線レールを1本ずつつなげて
戻せば出来上がり。
簡単でしょ。
ここで重要なことは
1.カーブレールだけにする。
2.向きを揃える。
3.《長まる》を作る時は《まる》を作ってから半分にする
ということです。
「カーブレール何個目で直線を入れる」
とか
「カーブレールいくつで半円」
なんてことはなかなかわからないものです。
《まる》が作れなくてゴネちゃった時は一度お試しください。
・どれがどれに対応するのか?どうやって使うんだ?
正直なところ、ミッキィの汽車レールセットのレール同士の接続はこのくらい余裕があります。
下画像の《まる》は一見うまく繋がっているように見えるのですが、よく見ると○と△で異なった長さの直線レールを使用しています。
つまり、この《接続の余裕》を利用すると小さな子ども向けにある程度は強引に繋げることができるようになっているという訳です。
これはこれで良いアイデアだと思うのですが・・・
が、しかし!
若干神経質な私の場合、こういうのはちょっと許されない。
ピッタリ無理なくつなげたいのです。
「どれか合うでしょ!」
ということで、長さ比べをしてみました。
まず基本となる直線レールとカーブレールにはそれぞれ2種類サイズ違いがります。
画像の左から
これが基本となりますが、このどれかがどれかに対応するはずなのです。
ポイントとミニポイント
ポイントレール(左から2番目)は短直線レールと長さが同じ。
単線から複線にするのに使えます。
同じポイントでもミニポイント(一番右)はクロスレール的役割。
複線のレールを離していきたいときに使うのですが、長さとして合うものは無し。
角度を使っているのでここは強引に引っ張って繋ぎ合わせるという事が必要ですね。
例えばこんな感じで最小限で使ってもなんとか繋がります。
(許せる範囲です。)
寸法的にぴったりくるポイントがこれ。
NEWポイントです。
直線レールとピッタリ(短直線ではない)で、カーブレールとピッタリ。
なので、こんな使い方が一般的かな。
不確かな部分もなく私好み。
あと、短直線レールとピッタリなのがレールクロスB。
繋げるとするとこんな感じかな。
お次はターンテーブル。
どうやって使うんですかって、時々お問い合わせをいただきます。
最小限で使用するとこんな感じかな。
黄色いテーブルまで機関車を進めて、テーブルのつまみを持って行きたいところへ回し、出発進行、という具合です。
こんな感じでエンジンハウスをつけると車庫での入れ替えができてカッコいいかも。
さて、どんどんいきますよ。
これがトランスポーター。
段差のあるレールが付属していて、こんなふうに自動車を貨車に載せることができるのです。
更に、フェリーボートはトランスポーターとセットで使うと良いのではないだろうか。
フェリーが港にやってきます。
フェリーの前が開き・・・
無事接岸!!
フェリーの中に載せていた自動車をトランスポーターに移動させて出発進行です。
そしてちょっと気になる存在は踏切とトラックかな。
これって、こんな感じで直線レールと入れ替えようとすると長さが合わないんです。
短直線よりも短いのでパーツのどれを持ってきても合わないのです。
と思ってたら!
ひとつピッタリなのがありました。
汽車セット吊り橋に入っている短い直線レールが合うのです。
念の為ですが単品では販売されておりません。吊り橋のセットだけのパーツです。
これで気持ち良く繋がりました。
でも違和感があるのです。
中に入ったら袋小路・・・現実的にはあまりないですよね。
なので、踏切とトラックを使う場合は
こうなんだと思います。
これなら踏切渡っても自動車は好きなところへ行けますもんね。
最後は鉄橋、つり橋、はねばし鉄橋と直線レールの関係です。
鉄橋は直線レール2個分、つり橋とはねばし鉄橋は直線レール3個分です。
どこまでを良しと考えるかは人により異なりますが
少し気になったので書き留めました。
ざっとこんな感じですがご参考になりましたでしょうか。
ご参考まで。