『田野浩志の'そうだ スーツ、着よう'』Vol.17

いつも弊社のWEBサイトをご覧頂きましてありがとうございます。

「そうだスーツ、着よう。」でお馴染み?インスタグラムのフォロワーが5000人を超えて嬉しい反面、次の目標を見失って途方に暮れている田野です。

どなたからか5000人を超えると一端のインスタグラマーと言っていいようなお話を伺ったので、僕なりに頑張っていたのですが、つい先日違う方から、やっぱり10000超えでしょ~という心ない・・・もとい、暖かいお話を頂きまして心が完全に折れております。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っていいます。」

大好きなイチロー選手のお言葉。

イチロー選手、ありがとうございます。

5001人目を、その次は5002人目を目指します。

ということで本題の今回の「そうだスーツ、着よう。」

私共salottto di gujiにおきましてはなかなか新しいブランドのご紹介が少なくて、ややもすればRING JACKETさんのご紹介に偏りがちになってしまっておりますが、今回は春からスタートしました新ブランド、秋冬は初登場になります、超絶お勧めのGianfranco Bommezzadori(ジャンフランコ ボメザドリ)が入荷して参りましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

実はこのGianfranco Bommezzadori、以前はpaideiaという名前で弊社でもお取り扱いをしておりました。

その当時から首に巻き付く様な上襟の付け、背中を包み込む様な前振りの肩付け、そして十分な可動域を確保する袖付けに驚かされておりましたが、ビジネスでは少し使い辛いファンタジー溢れる生地が多くて、主にビジネススタイルを提案するsalotto di gujiではなく、gujiでお取り扱いをしておりました。

ところが、先シーズンからシックでエレガントな生地のコレクションを主体とするGianfranco Bommezzadoriにネームが変わったということで、晴れて?salotto di gujiでのリスタートとなりました。




こちらは代理店さんか頂いたパルマのGianfranco Bommezzadoriの工場↑

コロナめ・・・(涙)

はい、もうこのブランドの良さをご紹介したくてしたくて、今年の6月にイタリアはパルマまで工場見学に行こうと1月から予定を組んでおりました。

当然のことながら中止・・・もとい、延期。

でもこの着心地の良さの秘密を探るべく、絶対に近い将来パルマの工場に行ってやる!そしてついでに名物のハムとチーズを食べてやる!と決意を新たにしております。


兎にも角にもコロナの完全終息は難しいかもしれませんが、ワクチンや特効薬が開発されて世界が自由に行き来できる平穏な生活が戻りますように(祈)


ところで余談という訳ではないのですが、僕がジャケットを見る時にどこから見るか?そんなの興味ないわ!とは言わないで下さいね。

もちろん全体の雰囲気は当然のことながら、僕は上襟フェチ。


上襟が1つのパーツで付けられているかは必ず見ます。

これ実はアイロンワークと縫製技術が高い証拠。しかも手間暇が掛かります。


2つのパーツで付けられていますが、これが決して悪い訳ではありません。

それぞれに価格帯やコンセプトがありますので一概に良し悪しをつけられませんが、10万後半以上のクラシックなスーツだと1枚で仕立てられていて欲しいな・・・とは個人的に思います。

Gianfraco Bommezzadoriはもちろん1枚です。

そんな手間暇を惜しまず仕立てられている着心地抜群のGianfranco Bommezzadoriですが、見た目もとてもエレガントで、しかもパワフルです。

パルマはミラノとフィレンツェの丁度中間くらいにあるとても素敵な街で、イタリアの少し北よりに位置します。

クラシックの聖地でもある南イタリアのナポリに代表される、柔らかな仕立てと比較すると少しだけモダンで構築的な印象ですが、そこも私共salotto di gujiにはジャストミート。

初秋冬のラインナップとコーディネートをご紹介させて頂きます。


この秋冬の唯一のダブル。しかも生地は大好物のHOLLAND & SHERRY。

Gianfraco Bommezzadoriのスーツはシングルもさることながら、ダブルも男らしくて凄く格好いいです。

今年のコーディネートの特徴でもある、極めてシンプルにスーツの良さを引き立てるコーディネートがお勧めです。


いつもは圧倒的にネイビーが支持されていますが、今年は様子が少し違います。

モノトーンがトレンドだから?いえそれだけではございません、グレーが放つシックで上品な雰囲気が見直されているからでもあります。


とはいえ、もちろん今年モノトーンコーデは外せません。


少しソフトなフランネルとGianfranco Bommezzadoriの男らしさが憎らしい程合っています。


ネイビー×ブラック!もはや定番ですね。

北イタリアらしいモダンミックスにて。


極めつけはこのコートです。

今年掲げるテーマにラグジュアリーというワードは欠かせません。

主にはカシミヤを使ったアイテムの数々なんですが、これもその一つ。

本当にエレガント、お洒落っていいもんだなぁ・・・と再確認させてくれるような1着。

Gianfranco Bommezzadoriいかがでしたでしょう?

少しだけでもその素晴らしい雰囲気がお伝えできたでしょうか?


誰?

何を隠そう僕が最も尊敬するイタリア人の1人、Gianfranco Bommezzadoriのディレクターのエンリコさん。

一般的にイメージする陽気なイタリア人という感じではなく、物静かで凄く紳士的。

物作り関しても妥協がなく、実際の物に彼の人柄が滲み出ているところに凄く惹かれています。

彼と接していると、イチロー選手が言うように、こつこつと真摯に小さなことを積み上げていくことが大切だと感じさせてくれます。

私共salotto di gujiではこれから益々このGianfranco Bommezzadoriに注目したいと思っておりますので、是非一度袖を通しにだけでもご来店頂けると幸いですし、これからの展開にもご期待くださいね。

そうだ スーツ、着よう

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