『田野浩志の'そうだ スーツ、着よう'』Vol.20

いつも弊社のWEBサイトをご覧頂きまして本当にありがとうございます。

「そうだスーツ、着よう。」でお馴染み?今年は弊社にとって勝負の一年にしようと思っていましたが、緊急事態宣言が発令されたのでどうしたものかと思い悩む田野です。

あっ!そういえば!

今年初めての「そうだスーツ、着よう。」でした(汗)

大変遅くなりましたが、改めまして新年あけましておめでとうございます。

本年もどうか宜しくお願い申し上げます。

昨年も皆様に大変お世話になりましたが、多くの方にとって本当にとんでもない1年でしたね・・・

かくいう私達もご多分に漏れず我慢、我慢の一年となりました。

もちろん今年は絶対に巻き返してやる!という強い思いはあるものの、このコロナだけは自分の力では如何ともし難いので、今年も我慢、我慢の一年となるかもしれません。

でも、我慢の限界がきたら暴走しない程度に勝負に出たいと思っておりますので、何とか暖かく見守って頂けると幸いです。

ということで、今年初の「そうだスーツ、着よう。」気合を入れてお届けしたいところなんですが、如何せんこのコロナ禍でリモートによる働き方改革とか何とか・・・

はい、そうなんです、スーツラバーの私達としましては、逆風も逆風、しかも風速の強いこと強いこと(汗)

更に泣きっ面にスズメバチなことに、この風速は瞬間最大風速ではなく、ずっと吹き荒れそうではないですか!?

ということは・・・

「そうだスーツ、着よう。」このコンテンツ自体どうなのよ!?必要あるの?という話になるではありませんか(汗)


そういえば先日ユナイテッドアローズの創業メンバーのひとり、栗野宏文氏の「モード後の世界」という書籍を拝読させて頂きました。

とても勉強になりましたが、その中で「動機が純粋かどうかが重要だ」というユナイテッドアローズの創業者重松理氏の言葉を引用しておられました。

はい、僕はスーツが大好きです。

職人さんが丹精込めて作ったスーツを身に纏って色んな方と会いたいです。そしてビジネスを成功させて色んな人を幸せにしたいです。

その為にもこの物作りの文化を後世に継承、発展させなければなりません。小売の僕達がお客様にその素晴らしさを伝えなければいけません。

そういえば先日尊敬するバイヤーの先輩から新年のメッセージで、「ドレス復権!」のメッセージを頂きました。

ということで、「そうだスーツ、着よう。」頑張ります!


前置きが長くなりましたが、今年最初の「そうだスーツ、着よう。」はいつもの"あれ"です。

僕達salotto di gujiと言えば?しつこいくらいにお勧めさせて頂いている"あれ"。

もうええねん!?とは思わないで下さいね。

そうです、大阪が世界に誇る浪花サルト、RING JACKETさんに製作をお願いしている弊社の別注スーツ、その春夏の新作をご紹介させて頂きたいと思います。

しつこくご紹介させて頂く程本当にお勧めですし、手前味噌ですが弊社の拘りを詰め込んで作って頂いているつもりですので、もし宜しければお付き合い下さいませ(願)

ところで、今年の春夏のsalotto di guji のキャッチフレーズ、まだ決定ではございませんが、これでいこうと思っています。

「イキろ。」

僕の良きライバルであり、良き戦友、Cento trenta代表の加藤いさお氏がいつも言う、イキり倒せ!

ビジネスウエアのカジュアル化に、更には前述させて頂きましたコロナによるリモートワークの推進・・・

もう必要とされていないかもしれませんし、着ていくところもないかもしれません。

加藤いさお氏は、「スーツは仕事着ではなくよそ行きです。」とも。

ちょっとしたお出かけや大切な商談の時、たまにはイキってお洒落しませんか?

だってスーツが好きやもん。

しかも格好いいし。

年末の金曜ロードショーで久しぶりに見た、風の谷のナウシカの影響でジブリ作品を思い出し・・・かつて感動した、もののけ姫のキャッチフレーズ、生きろ。

こんな時代です・・・明るく前向きに生きたいですよね。

「イキろ。」にはイキってお洒落して、前向きに生きましょう!という意味が込められています。


私共salotto di gujiの春夏ではよくご提案させて頂いているモヘア。

今年の春夏は例年以上にこのモヘアをお勧めします。


夏の宝石とも称されるキッドモヘアを使った生地の名門DORMEUIL(ドーメル)のSUPER BRIO。

幻の生地・・・とまでは言いませんが、夏のスーツのスーパー特選生地。

独特の張りとコシ、そしてツヤはもう最高にイキっています。



こちらはイタリアの名門E.THOMAS社製キッドモヘア。



英国製DORMEUILのSUPER BRIOと比較すると、いかにもイタリアらしいしなやかな風合いとセクシーな色合いはこれもまた夏のイキり素材と言っても過言ではありません。


ここ数年毎シーズンご用意している特選素材の1つ、それがFOX BROTHERSです。

FOX BROTHERSと言えば?フランネルの冬のイメージが強いかもしれませんが、春夏のFOX BROTHERSもこれまた漢(おとこ)のイキり素材です。

この打ち込みの強さからくる重厚感は春夏ももちろん健在です。


しかも3ピースにもなります。

この時代に逆行している感・・・最高ですね。


夏のダブルブレスト。

しかもこちらも重厚感のある漢のFOX BROTHERS。

涼し気に着るも良し、汗をかきながら扇子片手に着るのもイキ(粋)ですね。


ちなみに今シーズンのテーマにしようとしている「イキろ。」には、後付けではなく、この"粋"の意味も込められています。

その他にもご紹介したいイキりスーツはまだまだございます。

それはまたのお楽しみ?ということで、次の機会は夏のスーツのイキり方、お届けしたいと思います。

それにしても本当に困った世の中になってますよね・・・

このコロナ禍の中、観光業界や飲食業界が特に目立って影響を受けていて、GOTOなんちゃらや時短営業の補償金はちょっと羨ましくはありますが、そんなこと言っていても仕方ないですね。

このコロナが収束した後の世の中は本当に色々なスタンダードが以前とはきっと違っているでしょう。

洋服の役割なんてよりリラックスできてシンプルで着心地が良くて、それでいてリーズナブルな物が恐らくスタンダードなのかもしれません。

それでもたまにはイキってお洒落して、"よそ行き"を着てテンション上げたい時もある・・・かな?

あると信じてそんな時の為に、気持ちが少しでも豊かになって気分の上がる物を提供するしか弊社の存在意義がないと思っていますので、今後も是非ご期待下さいませ!!



今回着用したアイテム一覧

そうだ スーツ、着よう

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