COLUMN#26
春はもうすぐそこに。

 
 

昨年の年末は例年よりも寒くなるのが遅かったと言われ、暖冬と言われていました。
が、一度寒さが本格的になって寒さも続いてくると、
そんなことは忘れて長~く感じる冬にそろそろ春が待ち遠しくなってきました。
暖かくなってくる前にも関わらず、春の装いが恋しく感じられてもきます。

お店にはすでに春物がお目見えしていて、
NEW ARRIVALのコーナーに目が思わず向いてしまう...そんな季節です。
ならば、まずは春を感じさせる小物からトライして春を先取りしてみませんか?
おしゃれ度もグッと上がりますよ!

 

軽快なパステルカラーに先取り気分

差し色という言葉は服のコーディネートでもインテリアにも使われており、
よく耳にします。そもそもベースやメインカラーに対して同色系ではない
アクセントとなる色のことを言いますが、服のコーディネートでは
小物で取り入れると意外と簡単におしゃれ感を増すことができます。

冬の小物ならば、手袋やマフラーが差し色を取り入れやすい。
ちょっと普段は使わない明るめの色にすれば印象も華やかに。

1点だけではありますが、侮ることなかれ!です。
つまり、春の先取りにも小物を春仕様にチェンジしてみると
気分も一気に変わります。

服の一部でもよいですが、よく使うバッグも差し色アイテムにもってこい。
モノトーンになりがちな冬服に、カジュアルなキャンバス地のバッグを
パステルカラーや暖色系にして1点投入すれば…適度に春を演出できてしまうんです。

 
 
 

寒いからというよりはコーディネートの一部として

ひと昔前までの個人的なイメージでは、
帽子=おしゃれな人のアイテムと思っていました。
今ではオールシーズン帽子を取り入れることは当たり前。
特にニットキャップはいろんなシーンで使えます。

春に向けては、ライトピンクやアイボリーで春感を出したいところ。
リネンとコットンをミックスしたキャップなら春夏気分を満喫できます。

 
 

春ならばやはり歩きたくなる

暖かくなるとお散歩したくなります。
冬はどうしても早歩きになって体も縮こまってしまいますが、
春はゆっくり長く歩きたくなる。そんな気持ちの先取りを足元から。
マットなブラックやブラウンは、様々なコーデにしっくり馴染んで使いやすさ◎
春らしくホワイトもおすすめです。

ダンスコの靴は、足や腰への負担を取り除いた健康サポート靴でもあるので、
履きやすさ、歩きやすさは言うまでもありません。

 
 

さりげなく春を装う

春らしさを出せるものとして、ちらりと見えるが主張もできる靴下がおすすめです。
冬場はブーツで隠されることの多い靴下ですが、素材の質感が軽めのものを主役にして
サンダルでコーディネートすれば、一気に春らしい装いに。
少しでも暖かく感じられるときに即トライできそうですね。

 
 

色ってイロイロ力を持っています。

色が感覚や感情に影響を与えることは知られていますが、
具体的にどんな効果があるんでしょうか? 

寒い季節には暖色系のラグを敷くなど、
暖かさを感じさせる色を配置するだけでも実際に暖かく感じるとも言います。
生活の中で視覚から得ている情報はとても多いことからも、
色の持つ力を改めて考えてみました。

自分の雰囲気や肌の色に似合う色というのが必然的にあるとは思いますが、
好きな色と似合う色、また気分に合わせて持ちたくなる色というのもあります。

気づけば、暖色系よりは似合うからという理由で寒色系の服や小物が多い私ですが、
時には差し色でピンクや赤、ラベンダー、ゴールド、シルバーなどを合わせて
意外な発見があることも。
なりたい気分に合わせて取り入れる色を決めるのも楽しいですね。

一般的には暖色系の色は心理的にもアクティブな状態にさせ、パワーと
気力を引き出してくれ、寒色系の色は身体をリラックスさせるのだそうです。
しかも、体を動かすのが億劫な時はピンクや赤を身に着けると
活動的、意欲的になって効果的なのだとか。

まだまだ寒い日が多く、なかなか動きたくない2月末ではありますが、
これからの春に向けてちょうど暖色系の色を取り入れながら
パワーを充填していくと自然と春に移行できるのかもしれない!
と思い立ち(それを言い訳にして?!)、早速、前からほしかった
赤いバレーシューズを買いに走ったのでした。

 

最後に。

まだ寒い日が続いていますね。
こんな時は温泉旅行だ!なんて悠長なことは言ってられない
年度末の季節です……。

新しい出発の季節前の、産みの苦しみ期間
とでも言いたくなる2月ももう、終わり。

気分だけでも先取りして春を感じていれば、あっという間に4月が来ます!
人の心は不思議なものですね。

 
 

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