お花見の頃
お花見の頃は何かと忙しいことが多く、家族揃ってお花見膳を囲むのはけっこうむずかしいものです。でも何とかお花の季節をたのしもうという気持ちは持っていたいものですね。
大阪寿司の「吉野」さんはこのところ又一段とお味がよくなって美味しく、これ一品で食卓が華やぎます。菜の花のごまよごしか芹のごまよごしのような口当たりのシャッキリしたものを添え、卵豆腐にエンドウを入れたものを椀盛にして(この場合えんどうの皮は面倒でも必ずむいて下さい)、デザートはこれまた大阪が誇れる菓子屋菊寿堂さんのなたねきんとんです。
あまり手間を要さないけれど上質のお花見膳になりました。
お膳は少し小さめの角切(右上と左下が切れています)で、軽やかな感じがする拭漆のものです。お椀は霞椀と昔から云い習わされてきた形のもので、命名の由来はよく分かっていません。輪島の名店尚古堂さんの手になるものです。外が潤色、内側は黒です。
工芸店ようび 店主 真木
税込価格です。
税込価格です。
色絵白もり桜紋4寸皿
店主が所有している古い京焼のモチーフをそのままに小皿にしていただきました。
伏原博之
16,170円
染付一官人茶碗
中国の伝統的な官人の図柄です。
須田菁華
14,044円
朱一文字小茶托
小さめの茶托です。
奥田志郎
7,700円
拭漆竹フォーク
竹だからこその薄くしなやかなフォルムです。
奥田志郎
3,630円