土鍋特集
寒くなる冬はもちろんですが、土鍋は一年中楽しめるんです!
水炊き、しゃぶしゃぶ、おでん、寄せ鍋、雑炊、煮込み料理。そして何より、炊飯。
土鍋の魅力と扱い方を知って、美味しい土鍋ごはんを楽しみませんか?
土鍋ごはんが美味しい秘密
- 土鍋で炊くごはん
- 土鍋ごはんは、ふんわり、もっちり、甘い! そして香ばしいお焦げも楽しめます。
いつもと同じお米なのに、土鍋で炊いたご飯がいつもより美味しく感じるのはなぜなのでしょうか。
熱伝導性が低く、保温性が高い
土鍋は熱伝導性が低い……つまり「熱しにくく、冷めにくい」という性質があります。
ご飯を炊くとき、お米の中の「アミラーゼ」という酵素がでんぷんを糖に分解します。沸騰するまでの時間が長いほどアミラーゼが働く時間が長くなり、ご飯は甘くなります。
つまり、じわじわと熱くなっていく土鍋は、アミラーゼが活発に働く時間がしっかりとれるというわけです。
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- ▼土鍋のサイズ どれが適切!?
- 土鍋は、大きさを「号数」であらわしているものが多く、その号数は土鍋の直径(持ち手も含める)を一般的には基準にしています。
そのため、同じ号数でも各メーカーやデザインによって実際のサイズが異なりますので、号数や人数はおおよその目安としてご参照ください。
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鍋のフタを器にできる1人用鍋もあります
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ごはん専門! 炊飯土鍋
少しの手間をかけて、美味しい土鍋ごはんを楽しみませんか?
ご飯を炊くのはもちろん、リゾット、炊き込みご飯、おかゆも簡単! 様々なメニューが作れます。
- ごはんボウル 1合
- 直火でも、電子レンジでも調理できて手軽に土鍋ご飯を楽しめる、1合炊きのごはんボウルです。調理後はそのまま食卓に出すこともでき、食洗機対応でお手入れもラクラク。残ったご飯は、付属のプラスチック製内蓋を付けて冷蔵保存・冷凍保存が可能です。
電子レンジ対応なので、冷蔵・冷凍保存したお料理も再度温めなおして食べることができて、とにかく手軽! ぜひお試しください。
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土鍋のお手入れ
目止めとは
土鍋を初めて使う時には「おかゆ」を炊いてください、といった話を聞いたことはありませんか?
土鍋は水の吸水力が高く、そのまま使うと割れやすくなったり、食材のニオイが付きやすくなってしまうのです。
土鍋は素材の性質上、もともと細かい穴があいているので、米や小麦のでんぷん質(糊)で穴をふさぎます。こうすることで、土鍋の土を引き締め、水漏れやひび割れを防ぐだけでなく、においや汚れがつくのを防ぐ効果があります。
目止めには、おかゆを作る、野菜くずを煮る、小麦粉を煮るといった様々な方法があります。
土鍋の素材(土質)や製法によって最適な目止めの方法は異なるので、お手持ちの箱や付属の説明書があれば確認しましょう。
目止めの手順
- 1、ヒビがないかチェック
使い始める前に、ひびや傷が入っていないかしっかり確認しましょう。
- 2、水洗い&乾燥させる
丁寧に水洗いして、しっかり乾燥させます。ここで水が残ったままになってしまうと、いざ調理をしようと火にかけたときにひび割れを起こしてしまう可能性があります。
土鍋の底面が素焼き状態の場合は、濡らさないように気を付けましょう。水に濡れてしまった場合は、底面がしっかりと乾いたことを確認してから次のステップへ移ります。
- 3、水とでんぷん質のものを入れる
土鍋に水を張って、小麦粉や片栗粉などのでんぷん質のものを入れます。目安としては、入れた水の10%くらいの量です。
- 4、弱火で沸騰させる
水とでんぷん質を入れたら、ふたを閉めずに弱火でゆっくり、30分程度沸騰させます。吹きこぼれないよう注意し、水分が蒸発してきたら差し水をしましょう。
- 5、冷めるまで待つ
火を止めたら、土鍋の温度がしっかりと冷めるまでそのまま待ちます。土鍋は急な温度変化に弱いので、慌てて冷まそうとしたり、冷めてないのに水で洗おうとしたりしないでください。
- 6、水洗い&乾燥させる
しっかりと冷めたら、中身を捨てて丁寧に水洗いします。その後は、水分がなくなるまでしっかりと乾燥させましょう。
普段のお手入れ
土鍋を使う前は、鍋底を濡らさないように気を付けましょう。使用後は、鍋の温度が冷えるのを待ってから洗って、しっかり乾燥させます。
- しっかり乾燥させる
- 一番大切なことは、「しっかり乾燥させること」です。
また、土鍋は急速な温度の変化が苦手なので、熱い状態でいきなり水につけずに、手で触れられるくらいまで冷ましてから洗うようにしてください。
陶器の一種である土鍋は欠けやすいため、クレンザー等は使わずにスポンジで優しく洗い、洗い終わったら水分をしっかりと拭き取ってください。
カビ、におい、焦げ、こびり付きには
- お手入れの方法
- 冬などの土鍋シーズンを終えて次に使うまで長期間使わずに保管する…。そして次のシーズン、いざ使おうと取り出してみたらカビていた!なんてことはありませんか?
カビたり、ニオイが取れなかったり、焦げ付いたり…。そんな時役立つお手入れの方法をご紹介します。
- 1、内側の焦げ・こびり付きには
食材のこびりつきや土鍋の焦げ付きには重曹が効果的です。
土鍋の8分目くらいまで水を張って、大さじ2程度の重曹を入れて10分程度煮立てます。
重曹でも取れない場合は、土鍋を洗ってしっかりと乾かし、お酢を試してみてください。食材の違いにより、重曹の方が落ちやすい場合とお酢の方が落ちやすい場合があります。
- 2、ニオイが気になる時は
吸水力が高く、スープなどの水分と一緒に食材等のニオイも吸収しやすい土鍋。ニオイが気になる時は、水と一緒に茶殻を一握り程度入れて10分ほど煮立てましょう。
- 3、カビ臭いと思ったら
カビてしまった時は、たっぷりの水にお酢を大さじ2~3杯入れて10分ほど煮立てます。
いずれの場合も、必ず水から始めてください。土鍋は急な温度変化に弱いので、お湯と一緒に入れてはいけません。
煮立てた後は鍋が冷めるのを待って、スポンジ等でこすり洗いをします。
保管の注意
シーズンオフなど、しばらく土鍋を使わないなという時の保管にも注意が必要です。
保管の前にもしっかりと水分を乾かすようにし、湿気の高い場所には保管しないように注意しましょう。新聞紙などでくるんでおくと、湿気からも守られ、埃なども避けられます。
- カジュアルな土鍋スタイル
- 手間の分だけ、美味しくなる土鍋ごはん。気を付けるポイントは多く、時間がかかる部分も多いですが、冷めるまで放置、乾くまで放置など、放っておいても良い部分もたくさんあります。
気軽に&カジュアルに、毎日の食卓に土鍋を取り入れてみてくださいね!
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