防水スプレーの中には栄養効果を持つものもあります。
防水と同時に革に栄養を入れることが出来るので便利ですが、価格が高いことと、通常の防水スプレーよりも肝心の防水力がやや劣るデメリットがあります。
革が乾燥した雰囲気になった時は栄養効果を持つものを、特に乾燥していない時や防水力を重視したい時は通常のものを、と使い分けて併用することをおすすめいたします。

フェイクスエードは様々で、強いものと弱いものがあります。そのため、ブラシがけも様子を見ながら、素材にダメージが出て傷むようなことがなければお使いいただけます。防水スプレーも目立たないところで試してみて、問題ないようでしたらお使い頂けます。
溶剤系のクリーナーはフェイクスエードの植毛部分を溶かして剥がれてしまう場合があるので、おすすめできません。
下記のクリーナーは人工スエードでもお使い頂けますが、弱い素材の場合もありますので、必ず事前に目だないところでお試し下さい。
レザーマスター レザークリーナー
補色スプレーのご使用は、毛の表面の加工により色が定着せず、裾などに色移りする場合もあるので、おすすめできません。
本革の場合は色がある程度定着するのですが、フェイクの場合は、ツルツルするような加工をしている場合もあるので、注意が必要です。