カメオ作家Antonio Guarracino(アントニオ・グアラチーノ)氏の紹介

アントニオ・グアラチーノは通称「グアリー」と呼ばれています。

グアリー家は代々芸術家の家系で彼の父、Raffaele（ラファエレ）も著名な珊瑚彫刻家でした。
そのため、グアリーは幼少の頃よりカメオ彫刻に親しんでおり父の仕事の手伝いをしながら初歩的な彫刻を学んでいました。
その後、基礎的なデッサンや様々な技術を トーレデルグレコの美術アカデミーで習得し 卒業後、本格的に彫刻家を目指すこととなります。

その立体的な女性の正面画は、見る者全てをひきつけてやまず天才的なバランス、その彫刻技術は誰もが彼を超一流の作家と認めています。
特に、まるで潤んでいるような艶やかな目と、その甘い表情は彼の作品の最大の特徴となっており全周どの角度から観てもバランスのとれた作品は、他に類を見ない完成度の高さです。