美しいストーンカメオ彫刻で魅了するHans Peter Muller氏の紹介

千年ジュエリーはHans Peter Muller氏のカメオの日本正規代理店です。

美しい彫刻で魅了するHans Peter Muller氏とストーンカメオ
美しい彫刻で魅了するHans Peter Muller氏とストーンカメオ

その繊細で華麗なストーンカメオは、欧州だけでなく、北米、香港の宝飾業界で大変有名なアーティストです。

女性の横顔、天使のモチーフが有名であり、変形ルースデザインも数多く有ります。

また、柔らかいライン(髪、花、洋服)と、シャープな横顔との対比が素晴らしく、その美しい表現力が世界中のカメオファンにより大絶賛されてきた事がミュラー氏のカメオの最大の魅力であります。

カメオを彫刻するには長年の経験とデザインセンス、高度な彫刻技法、メノウ石への知識が要求されます。

その全ての結晶であるミュラー氏の作品は、「宝石である芸術品」として世界中でその価値を高く評価されています。

ミュラー家のカメオ製作は、現在より3代前から始まり、約120年の歴史があります。

自らもカメオを製作する傍ら、カメオ彫刻の伝統を後世に伝える為、多くの弟子を育成、今後のカメオ彫刻を発展させていくリーダー的存在であることは自他共に認めるところです。

日本正規代理店

千年ジュエリーのメノウカメオに対しての知識、経験、そして長年の信頼によって、 Hans Peter Muller氏の日本における正規代理店として2003年より認定いただきました。

メリット

カメオの原産が明確であり、作者や作成年が不明といった不満がありません。

ミューラー氏自身による直筆サイン入り証明書が、全ての作品に付きます。

品質管理されたルースだけを使用しているためカメオの経年による変質等の心配がありません。

優先的に新しいデザインをお求めいただけます。

安心して商品をお求めいただけます。(真贋の必要がありません)

直接カメオを仕入れているため、間接経費の削減された最良の価格でお求めいただけます。

ミュラー氏の半生

1953年
Hans-Peter Muller イーダーオバーシュタインに生まれる
1968年
15才よりカメオ彫刻を学び、Richard Hahn氏に弟子入りする
1973年
祖父Friedrich-Wilhelmの元でカメオ彫刻を学ぶ
1978年
Renate Mullerと結婚し独立 Muller家の3代目として全てのデザインを引き継ぐ
1983年
日本への取引を開始
1987年
世界各国へのジュエリーショウへの参加を開始。
世界のカメオファンよりその作品に大絶賛を受ける
2003年
日本での正規代理店にアクアコーポレーション(千年ジュエリーの親会社)を認定

Muller氏とのミーティング風景~ドイツ編~

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ここではドイツのイーダーオーバーシュタインでのミューラー氏とのミーティング風景をご紹介いたします。
イーダーオーバーシュタインは国際都市フランクフルトから車か列車で一時間程はなれた小さな町です。
左の写真はそのイーダーオーバーシュタインの町並みです。
昔ながらのレンガ作りのドイツ家屋が続きます。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

前回訪問したのは秋でしたので、紅葉がとてもきれいでした。
オーバーシュタイン随所でこのような紅葉を見ることができました。
イーダーオーバーシュタインは山間の緑豊かな土地柄で、静かで空気が澄んでいます。
ドイツは閉店法という規則があり6時頃になるとほとんどのお店が閉まってしまうので、夜になると出歩く人もほとんどいなくなり、町全体がひっそりとします。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ミュラー氏の工房に着きました。
このミューラー氏のベンツは、2人乗りでオープントップになりとてもおしゃれです。

フランクフルトの空港からイーダーオーバーシュタインまでは車で大体1時間くらいです。
いつも恐縮なのですが、ミュラー氏自身で運転いただいて空港からイーダーオーバーシュタインまで送迎いただいてます。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ミュラー氏の工房入り口のテラスです。
お昼休みには皆でここでランチをとったりするそうです。
残念ながら工房の中についてはご紹介することができません。
ミューラー家3代に伝わる彫刻技術は、大変な時間と努力によるノウハウの集大成なので、それを他者が説明したり公開することはできないのです。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ミュラー氏のオフィス内です。
ここでミーティングを行います。新しいカメオのデザインについて打ち合わせを行い、メノウ石の色合いやコントラスト、彫り具合やその深さなども一応リクエストします。

今回、写真を撮る事は許可されませんでしたがオフィス内にはミューラー家3代にわたる代々のカメオが多数展示されています。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

中にはシェルや半貴石を素材としたものや、30センチ近い荘厳なメノウ彫刻があったりで、思わずため息の連続です。

商談のあとはミュラー氏の自宅へ招待いただきます。
すこし高台にある自然豊かな高級住宅街で、見晴らしよく、すばらしい景観です。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

庭の奥にはバーベキューのための別宅があり、そこでホームパーティーを行ったりもするそうです。
大変綺麗なお庭で、よく鹿や狐が本当に早朝迷い込んでくるとのことです。

今回は秋ということで、ちょうど葡萄の収穫時期でしたので、近くのモーゼル川沿いのワイン工房へミューラー夫妻と共に出かけました。
写真はモーゼル川沿いの白樺並木です。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

このあたりのワイン工房はほとんどがプライベートワイナリーで、それぞれに歴史があり、ワインの等級も風味も異なるそうです。

写真はモーゼル川を見渡す高台です
たいへん見通しがよく、空気が澄んでいて心地よい日差しでした。
急斜面まで葡萄を栽培していて、あたり一面ブドウ畑なのですが、ほとんどが白葡萄を栽培しています。

この地方の白ワインは欧州でも良品として有名で、多くのワイナリーが日本への輸出を行っています。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

地元でも有名なワイナリーでミュラー夫妻からワインを教えていただいているところです。

この地方の風味よくさっぱりとした辛口のワインは、日本人好みだと思いました。
暖かい日差しと澄んだ空気の中でドイツワインを頂けて最高でした。

ミューラー氏は日本への理解度が高く、また大変な博学で政治、経済、歴史など話題が豊富な方です。

Muller氏とのミーティング風景~香港編~

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ここからは香港での国際ジュエリーショー前日のミーティング風景です。場所は香港サイドのハーバービューホテル最上階のレストランです。
写真左からミューラー氏の奥様のリネイトさん、次にミューラー氏、その隣で千年ジュエリー 小池(筆者:店長)、ミューラー家長男のセバスチャンさんです。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ミュラー氏の奥様は、とても温和な方で経理や海外との取引などミュラー氏のアシスタント業務を行っています。


大変センスの良い奥様ですが、すばらしいカメオに触れる機会が多いということは、良いオーラにそれだけ多く包まれるようで、いつもかわらずに大変きれいな方です。

ハンス・ペーター・ミュラー氏

ミュラー家の長男であるセバスチャンさんは、日本の大阪で会社員として駐在していた経験があり、日本の文化や料理が大好きな好青年です。


現在はドイツへ帰国し、大手上場企業にアカウントマネージャーとして勤務していますが、いつかは4代目としてミュラー家のカメオを継ぐ日がくるのかもしれません。

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