# クッションフロア のよくある質問 Q&A

# 【クッションフロア】施工方法について

# クッションフロアを目地有りタイルの上に貼る場合、パテ埋めは必要ですか?

クッションフロアを目地有りタイルの上にパテ埋め無しで施工される場合、表面に目地が浮き出てくる可能性をご了承の上であれば、問題ございません。
目地に接着剤が入り込む分、接着剤に記載のある標準塗布量よりも、多めの接着剤が必要になる可能性がございます。
土足用タイルの上に施工される場合は、耐水性のある以下のウレタン樹脂系のボンド等の使用をおすすめ致します。
・シンコール EPシングルウレタン (opens new window)
・ヤヨイ化学 プラゾールUF-1 (opens new window)

# クッションフロア貼り替えのため、コンパネを貼り替えたところ、隙間が空いてしまいました。

クッションフロア下地の隙間部分の補修には、モルタル床面やコンパネ、合板等木下地の段差補修にご使用いただける以下の商品をおすすめ致します。
・ヤヨイ化学 床用 アースタック (opens new window)
・サンゲツ ベンリダイン フロアセメント (opens new window)

# クッションフロアをボンドを使用せず、置いて使用していたところ、壁との間に隙間が出来てしまいました。

クッションフロアは素材が塩ビのシートのため、温度によっては伸び縮みがございます。

隙間防止対策としましては、ボンド接着剤で施工すると圧着されることで、現象は軽減されます。

# クッションフロアの施工は両面テープとボンドはどちらが施工が簡単ですか?

クッションフロアの施工は、ボンド・接着剤施工の場合は、貼り付けた後にズレてしまった場合や歪んでしまった場合、剥がして張り直しも可能です。

両面テープ施工の場合は、一度貼り付けると、剥がすことが出来ません。

仕上がりなど、ご施工の難易度等を考慮しますと、ボンド接着剤施工をおすすめ致します。

# クッションフロアの下地処理の方法について教えて下さい。

平らで汚れのない床の場合は、そのままクッションフロアを施工可能です。

床に凹凸や段差がある場合は、パテで埋めて平らにする下地処理を行ってから施工してください。

# クッションフロアをトイレ床に貼る場合、接着は両面テープよりボンドの方が良いのでしょうか?

どちらの方法でも施工可能です。それぞれ長所・短所がございますので、施工場所の広さなどに合わせてお選びください。

両面テープ施工の場合、狭い面積には手軽に貼り付けできますが、一度貼り付くと微調整が難しいというデメリットがあります。

ボンド施工の場合、ボンドが乾くまでは貼り付け位置を微調整できるので、端を合わせたり、柄同士を合わせて貼るの際のズレや失敗が少なくなります。

また、広い面積を施工する場合は、ボンドの方がコストが安くなります。

# クッションフロアを賃貸マンションの床に施工できますか?

クッションフロアを施工する場合、ボンドまたは両面テープを使って貼るため、剥がす際は跡が残り、原状回復が難しくなります。
原状回復できるよう、ボンドや両面テープを使用せず、クッションフロアを置いて敷き、家具等で固定する方法もありますが、浮きやズレが起こる可能性がございます。
その際は、ズレ防止密着シート (opens new window)で、ズレや浮きが気になる箇所を固定する方法などもあります。
※置いて敷く場合、継ぎ目の処理ができないため、継ぎ目からの水分の浸入にご注意ください。
クッションフロアは通気性のない床材のため、部屋の利用状況や環境等によっては湿気によって既存の床(特に畳やカーペット)にカビが発生する場合がございます。
定期的にクッションフロアをめくって乾燥させるなどでご対応いただくことをおすすめ致します。

# クッションフロアを畳やカーペットの上に敷くことはできますか?

クッションフロアは素材の性質上、ほとんど空気を通さないため元の床材にカビなどが発生する可能性があります。

また、接着剤等を使用せず置くだけで施工した場合、歩行時のずれ浮きが生じる可能性があります。

そのため、基本的にクッションフロアを畳やカーペット上へ全面に施工することはおすすめしておりません。

ボンドや両面テープを使わずに、置いて敷くだけの場合は、定期的にクッションフロアを取り外し、乾燥させていただくことをおすすめいたします。

また、敷くだけの場合、クッションフロアの端の浮きやめくれが気になる場合は、ピン等で押えることで対処可能です。

畳やカーペットを他の床材に変えたい場合、基本的には既存の床材を剥がして新しい床材を施工することをおすすめしております。

【畳を撤去して他の床材に変える一般的な方法】

畳を撤去した後の段差をなくすために床面を上げる必要があるため、根太となる木材を設置し、その上にべニア板やコンパネ等で捨て張りを行います。

その後、クッションフロアを施工してください。

根太の間隔は450mmを目安とし、より頑丈にする場合は300mm間隔がおすすめです。

# 【クッションフロア】商品について

# クッションフロアの幅を教えてください。

182cm幅が一般的です。一部、2m(200cm)幅クッションフロアもご用意しております。

# クッションフロアはどのような形で届きますか?

クッションフロアは、長さ1m以上10cm単位でご希望に合わせてカットしたものを、ロール状に梱包してお届けいたします。

商品の種類によって、1ロールでお届けできる最大m数は異なります。

詳細は各商品ページでご確認下さい。

※巾のカットはお受け出来ませんのでご了承下さい。

# 住宅用クッションフロアと土足用(店舗用)クッションフロアの違いを教えてください。

大きくは、厚みと表面の加工が異なります。

一般的な住宅用クッションフロアは厚みが1.8mmですが、店舗用(土足用)クッションフロアは2.3mm以上で表面も摩耗に強くつくられています。

店舗用(土足用)のクッションフロアは、厚みがある分重くなり、住宅用に比べ価格も高くなります。

住宅用に比べてクッション性はありますが、適度な硬さのため、テーブルがグラつくようなクッション性ではございません。

一般的に住宅用クッションフロアの方が需要が多く、大量生産されているので大幅にコストダウンされている傾向にあります。

住宅用と比べ摩耗に強くすり減りにくい特徴を持ちます。

土足用を住宅用にご使用いただくことは可能ですが、住宅用を土足用にご使用いただくことはお控えください。

防音性を重視される場合、遮音機能のあるクッションフロアもおすすめです。

# 長尺シートとクッションフロアの違いを教えて下さい。

■長尺シート

歩行の多い場所でよく使用されることが多いのが長尺シートの特徴です。

耐久性が高く、耐薬・帯電防止などの機能があるものや、クッション性があり転倒時の衝撃を和らげるものなど機能性に優れたものもあるため、店舗はもちろん、病院や施設、実験施設などにも使われています。

メリット:クッションフロアに比べ、重い物を長期間置くと凹みが出来にくくなっており、破れにも強い床材です。

デメリット:強度がある分、シート自体がとても重く、施工難易度が高くなっております。

■クッションフロア

CFシートとも呼ばれ、主に住宅向けが主流となっており、比較的薄手の住宅用や土足対応の表面加工がなされているものもあります。

また、ペット対応や衝撃緩和など機能性に富んだ商品もございます。

メリット:シート自体が軽く、安価でDIY初心者の方も簡単にご施工いただけます。

デメリット:重い物を長期間置くと凹みができたり、物を落とした時に傷が付き、シートが破れるといった事があります。

# クッションフロアは燃えるゴミに分別可能ですか?

クッションフロアの素材は塩化ビニルと不織布です。

一般的には、粗大ゴミとして収集を依頼、または産業廃棄物として専門業者に依頼することになります。

お住まいの自治体によって廃棄ルールが異なるため、詳細は市の担当窓口にお問い合わせくださいますようお願い致します。

# クッションフロアはホットカーペットやこたつに対応していますか?

クッションフロアは素材が塩ビのシートのため、コタツやホットカーペットなど、熱を発するものをご使用されますと、溶ける可能性がございます。

# クッションフロアで「横目地へこみなし」と記載してある商品は、完全なフラットということでしょうか?

クッションフロアで「横目地へこみなし」と記載のある商品は、木目巾の目地のへこみはございませんが、縦の目地はへこみがあります。

# クッションフロアの上でキャスター付き椅子やオーディオ機器のラックを使用すると、破れる可能性はありますか?

通常の生活であれば、クッションフロアは破れることはございませんが、土足対応クッションフロアの方が、キャスターや家具による凹みや傷に強くおすすめです。

※商品によって、商品名に土足用・店舗向けなどの記載がありますが、全て室内に施工できます。

ただし、クッションフロアは、全てクッション性のある比較的柔らかい床材のため、どのような下地に敷いた場合でも、硬い床材に比べるとキャスターの動きが悪くなる可能性はございます。

※キャスターの使用不可ということではございません。

スムーズなキャスター走行を重視される場合は、フロアタイルの施工もおすすめ致します。

# クッションフロアは脱衣所の床に使えますか?

クッションフロアは機能としては防水ではございませんが、自宅の脱衣所であれば使用可能です。

素材が塩ビですので、素材本来の耐水性能がございます。

下地そのものが腐食するほどの状況では、ご使用はお控えください。

# 【クッションフロア】商品の選び方

# 住宅用クッションフロアで防音機能が付いたものはありますか?

店舗用のものを敷くことも可能ですが、住宅で防音性を重視するのであれば、以下の住宅用の厚手のタイプをおすすめいたします。
住宅用クッションフロア 遮音・衝撃軽減タイプの商品一覧 (opens new window)

# クッションフロアのペット対応のもので消臭機能付き・引っ掻き傷に強い機能がついた商品はありますか?

ペット対応のクッションフロアは以下からお選びいただけます。
住宅用クッションフロア 消臭機能・表面強化 (opens new window)
クッションフロアではございませんが、ペットと一緒に暮らす部屋の床材としておすすめの床材をご案内します。
ロボフロアー (opens new window)
クッションフロアに比べ、置くだけでも継目が目立ちにくく、広い部屋に敷き詰めるにはお勧めです。
ロールタイプの他、既製のラグタイプもございます。
花たたみHAL ベーシックカラー(防炎) (opens new window)
「消臭・撥水・防汚機能付きの畳のようなマットHAL」のネオグリーン色にはアンモニア消臭機能も付いていますので、ペットの粗相対策も兼ねることができます。
同じ素材の置き畳タイプもご用意しております。
置き畳 花たたみOKU 標準カラー(防炎) (opens new window)

# 床を頻繁に張り替えたいのですが、おすすめの床材を教えてください。

ボンド不要で、既存のフローリングの上に施工できる床材がおすすめです。
・はめ込み式フローリング「クリックeuca」 (opens new window)
防音・床暖対応・土足対応のDIY向けフローリング材です。
・置くだけタイプのフローリング (opens new window)
裏面滑り止め付きの置くだけタイプ、吸着、密着性能のある床材などをラインナップしています。
床がコンクリートの場合や、ボンド施工可能な床の場合は、貼って剥がせるボンド(ピールアップボンド)で施工できるフロアタイルやタイルカーペットがおすすめです。
頻繁な貼り替えや部分的なメンテナンスが可能です。
・ピールアップボンド対応フロアタイル (opens new window)
・タイルカーペット (opens new window)

# 機能性ペット対応クッションフロアと土足対応のクッションフロアではどちらが傷が付きにくいですか?

機能性クッションフロアと、土足対応クッションフロアでは、傷付きにくさについては、ほぼ同等です。

住宅用 機能性ペット対応クッションフロアは、土足対応のクッションフロア同等の傷付きにくさ+消臭機能などが付いています。