ママパン Yahoo!店

子供のころ、叔父さん（父の弟）にハンティングの名人がいて、秋になると親戚が集まりハンティングについて行きました。
男性はハンティングをし、女性や子供たちは「きのこ狩り」を楽しみました。
日本では6月1日にアユ釣りが解禁となる場合が多いようですが、南フランスの私が生まれ育った地方では、確か9月18日が狩猟の解禁日だったと記憶しています。
10月から11月にかけて、ハンティングをする森では松の木の付近にたくさんのきのこが出ます。

小学校の3年生の時だったと思いますが、アンズダケ（ジロール）が豊作の年があり、1日で何と20kg近く採れたことがありました。
家に持ち帰り、オリーヴオイルで炒めて、にんにくとハーブで香りづけをしてから瓶に詰めた後、大鍋で殺菌します。
それをワインセラーで保管して楽しむのです。ハンティングで仕留めた「ウサギ」「キジ」「ウズラ」などの肉と一緒にいただくと最高のご馳走で、お客さんが来ると必ずそれらを振舞いました。
今、東京で生活していると考えられない贅沢だと思います。

■ 収穫したきのこ

採れたてのきのこは、オリーヴオイルでコンフィするのが一番シンプルで美味しい食べ方だと思います。
刻んだにんにくと、ハーブ、そしてオリーヴの塩漬けも一緒にコンフィするのが最高です。
パンやパスタに合わせたり、ワインのつまみにしたり、様々なシーンで楽しんでいただけること間違いなしです！

さて、キノコのコンフィを使ってフレンチでは定番のグジェールを作ってみませんか？