お正月のコーディネイト
この頃は少人数でお正月をお祝いなさることが多いため、お重箱も二段(六五重)くらいで充分。お屠蘇の銚子と盃、そして大ぶりの雑煮椀という一番シンプルでしかもお正月らしい組み合わせです。
雑煮椀は華やかな秀衡紋、たっぷりとお餅と具が入る気持ちのゆったりする椀です。
お重箱からお手許へは、鳳凰文(尾長鳥にも見えます)で縁には波文の染付の5.5寸皿、取り皿としては一番お使いやすい寸法です。
お箸入れは毎年、荒木蓬莱堂さんで作っていただいている箸袋、奉書の白に紅白で一日だけでも祝賀気分になります。お名前を書いてどうぞ。
秀衡椀
大きく堂々とした風格のある秀衡椀です。
奥田志郎
132,000円
縁に波の鳳凰文皿
少し愛嬌のある鳳凰が描かれています。エキゾチックな印象です。
植山昌昭
4,400円
錫銚子・立
陶器の蓋と錫の本体のとっても素敵なコラボレーションです。
ゆり工房・伏原博之
74,690円
平盃・色紙金箔
すれた金箔は、落ち着いた風景を作り出しています。
守田漆器
10,956円
六五重〔丸文金箔付〕
決して派手ではありませんので、普段使いにもお使いいただけます。
奥田志郎
167,200円
祝箸
新年の祝いの膳に添える祝い箸用の箸袋です。
澁谷利兵衛商店
264円
尺4×8.5寸角切脇取盆
ハレの日にも、いつもの一汁一菜にもお使いいただけるお膳です。
奥田志郎
55,000円
交趾松小皿
三蓋松は三層になった松のことですが、それを側面から見てデフォルメした形です。松は常緑、色の変わらないものとしてお祝いに使われ、家紋にもなったりし
ています。この形を最初にこうして小付にしたのは誰方か解りませんが、随分古くから主に京焼で作り続けられたものと思われます。
今年は伏原さんの丁寧なお仕事で形も色も美しく仕上がっています。お正月らしい雰囲気になること間違いないものです。
乾山写雪笹紋蓋向付
笹に雪が積もっている姿はさまざまに紋様化され、冬の美しい形の一つとされています。いつの頃からか雪笹と言い習わして来られてよろしきものです。(笹と竹はこのような紋様にした場合はどちらと思っていただいてもよろしいと思います。)
蒸し物や煮物を入れていただくものですが、これに今年はお雑煮を盛っていただいてみようかと思いました。
金箔市松紋二段重(黒内朱)
黒と金、蓋を取ると内側の朱がお祝い気分を盛り上げてくれます。
このお重はたてよこの長さが違っている古い形のお重箱、六五重で、一番お使いやすい寸法なのではないかと思います。長い方が正面です。
黒内朱六五重[市松箔絵]
決して派手ではありませんので、普段使いにもお使いいただけます。
奥田志郎・山本哲
176,000円
乾山写雪笹文蓋向付
暖かくした部屋から眺める雪景の庭。笹に積もる雪は、美しい冬の情景を思い起こさせてくれます。
こちらは、乾山の写しです。伏原博之
27,280円
交趾松小皿
祝い肴を三種、あるいは、お造りの醤油皿など、存在だけではんなりします。
こちらは、乾山の写しです。伏原博之
10,582円
提子一合・杉目
こちらは、お尻が丸くなってて、模様が「杉目」です。
ゆり工房
32,340円
洗朱刷毛目盃
刷毛目の表情が愉しい洗朱の盃です。
守田漆器
8,756円
祝箸
新年の祝いの膳に添える祝い箸用の箸袋です。
澁谷利兵衛商店
264円
尺2×8.5寸角切脇取盆
ハレの日のお膳には、こちらのお盆がお勧めです。
奥田志郎
55,000円
作者の正木さんのお話では、あるお家の売立目録に「仁清写し結び文向付」とあり、絵替りの中から雪笹を選んで作りました、ということでした。正木さんにしか出来ない雰囲気のよいものになっていると思います。
三種盛のようにも向付にも、また取り分け皿にもと多用にお役に立つうれしい一品です。
色絵銀彩雪笹文結文形向付
決して派手ではありませんので、普段使いにもお使いいただけます。
正木春蔵
13,200円
筋文端反椀
決して派手ではありませんので、普段使いにもお使いいただけます。
奥田志郎・山本哲
48,400円
市松文様一山箸置
食卓の季節や場面はいろいろ。箸置を着替えるだけで気軽に変化がつけられます。
九谷美陶園
1,210円
赤杉箸
「利休箸」でも杉の赤い部分で作られた木肌がとても美しい「赤杉箸」です。
10膳1組です。松岡製箸所
2,200円
黒尺2足付丸盆
存在感のある、大きめのうつわがよく似合います。あるいは、小さなうつわを吹き寄せのように散らしてみるのも一興です。
奥田志郎
66,000円
お正月はやはりいつもより少し華やいだ器や料理を用意して楽しまれることでしょう。
今年は正木さんがお正月用にと、この梅の八角皿を早くから作って下さって、ゆっくりお見せ出来ました。白土のお銚子は安定した形で清潔感があり、紅白の屠蘇飾りが引き立ちます。盃は土器風の手びねりで根引松が背面についています(お使いになる時は一度水を通してお酒を入れて下さい)。黒の椀には勢いのある金箔の竹紋をあしらってみました。
亀甲(六角)二段重は少人数さまのご家庭用にお作りしてみましたが、八寸だけを盛ったり、お正月用のお菓子入れとしてお使いいただいたり、また普段にはお寿司を盛って出されるとか使い途の多い重と言えます。一閑張で軽くて薄いものですが、しっかりお作りしていますので丈夫です。御安心してお使いいただけます。
双鶴紋箔絵正亀甲型二段重
決して派手ではありませんので、普段使いにもお使いいただけます。
藤井収・山本哲
96,030円
竹文箔絵黒大椀
清々しい竹が描かれている黒大椀です。内側は無地です。
こちらは、乾山の写しです。奥田志郎・山本哲
90,200円
色絵根松紋かわらけ盃
根引き松が描かれたお正月のおめでたいかわらけです。
伏原博之
7,436円
錫彩箸・23cm
錫彩されたはんなりとしたお箸です。
林万喜子
4,400円
屠蘇飾り・白梅
「祝箸」でおなじみの荒木蓬莱堂さんに、屠蘇飾りを作っていただきました。
荒木蓬莱堂
4,400円
白釉手付酒器
ぷくっとした姿が錫の銚子と同じ、いろいろな盃とあわせやすい白釉の酒器です。
有松進
22,000円
黒尺2足付丸盆
存在感のある、大きめのうつわがよく似合います。あるいは、小さなうつわを吹き寄せのように散らしてみるのも一興です。
奥田志郎
66,000円
普段使いの生木鉢も合わせるうつわでハレの日にも大活躍。朱にあわせるなら、取り皿はシンプルな染付が好ましいでしょう。末広がりで縁起の良い扇の小皿を選びました。