一般的には、学習のつまずきには、つまずく部分に焦点を当て、そこを集中的に学習することで解決されていきます。
しかし、発達障害の子どもの場合は、「人や物に関心をもてない」「概念が育っていない」「多動のため着席注視できない」など、一見、学習とは関係ないような複数の問題が絡み合っていることが少なくありません。
こども発達ラボの「脳から変える プログラム」は、それらの問題を一つひとつ取り除いていくために、学習のトレーニング(視覚学習)・対人のトレーニング(ソーシャル スキル)・言葉のトレーニング(会話のスキル)の3つの基本トレーニングをベースに総合的に取り組むように設計されています。
脳は、幼いうちほど大きく変化します。早期(2〜3歳)に発達障害の疑いありと診断された場合やグレーゾーン、または重度の場合は、できるだけ早期にフラッシュカード映像教材の大量の視聴覚刺激を与え、脳を発達させましょう。
視覚学習は「見て、聴いて、覚える」トレーニングです。歌やリズムなどの情操教育から、小学校で習う国語・算数・理科・社会・英語まで、百科事典のようなさまざまな分野の豊富な知識を、22,000枚を超える絵カードにして収録しました。リズミカルでテンポよく繰り出される画像と音声を、目と耳から吸収するトレーニングです。
「読み書きやテキストは苦手だけど、テレビなどの映像は好き」という視覚優位傾向のお子さまの学習に適しています。
トラブルの渦中にいる子どもは、パニックになり、その場の状況をうまく把握できないことが少なくありません。
ソーシャル スキルは、園や学校、社会などの集団生活で起こるトラブルをシミュレーションし、問題点に気づかせ修正できるように導く、疑似体験トレーニングです。
人との関わり方や、社会のルールやマナー、やってはいけないことなど、悪い例と良い例を提示して、その理由づけと改善策を、発達障害の子どもの目線で説明しています。
マイペースで行動して、人に迷惑をかける。体験から学ぶのが苦手なために、空気が読めない…などの問題をテーマ別に具体的な場面で収録されているので、しつけとしても活用できる教材です。
単語は出るけど、2語文や3語文が出てこない。話がちぐはぐ・一方的に話す・違和感がある。そんな子どもの会話の力を育むために開発された会話のスキルは、3つのカリキュラムから構成されるトレーニングです。
お子さまの言葉の躓きを、基礎から見直して修正し、丁寧に積み上げて、言葉で伝える楽しさを自信に変えていきましょう。
特性例(自閉症・自閉症スペクトラム症など)
特性例(AD/HD[注意欠陥・多動性障害]など)
特性例(アスペルガー症候群など)
特性例(知的障害など)
特性例(LD[学習障害]など)
特性例(ダウン症など)
特性例(その他)