いちごのパンビー
型を使わずに作れる焼き菓子、「パンビー」を作りませんか。
こんもり丸い形が「パン・ド・カンパーニュ」から「パン」。サクッと軽いスポンジ生地の「ビスキュイ」から「ビ」がとられて、可愛らしい名前が付いた「パンビー」。
表面はサクッと軽く、中はふわふわの柔らかさ、はさんだホイップとカスタードクリームの甘さと甘酸っぱいいちごの組み合わせが絶妙です。
メレンゲをしっかり泡立てることで型がなくても生地をきれいな丸形に整えることが出来ます。
型を使わないのでお子様とも一緒に作れて、お好みのクリームやフルーツに変えるだけで、簡単にアレンジレシピがお楽しみいただけます。
作り方
1.下準備
・薄力粉をふるっておきます。
・オーブンを180℃に予熱しておきます。
2.パータ・ビスキュイ
卵白にグラニュー糖(メレンゲ用40g)を加え、メレンゲを作ります。
泡立て器を使用する場合は「高速」にして、グラニュー糖を5~6回に分けて加えます。
全量加えたら「低速」にして、きめを整えます。
ボウルに卵黄とグラニュー糖(卵黄生地用20g)を加え、白っぽくなるまで擦り混ぜます。(ブランシール)
【シェフのワンポイントアドバイス】
ブランシールとは卵黄と砂糖を空気を含ませながら、白くなるまで混ぜることをいいます。
この作業を行うことによって、熱の伝わりが緩やかになるので後に混ぜる粉類や温まった牛乳などの他の材料がダマになりにくく綺麗に混ざりやすくなります。
また、しっかり混ぜることにより空気を含み、なめらかな口当たりに仕上がります。
ブランシールとは卵黄と砂糖を空気を含ませながら、白くなるまで混ぜることをいいます。
この作業を行うことによって、熱の伝わりが緩やかになるので後に混ぜる粉類や温まった牛乳などの他の材料がダマになりにくく綺麗に混ざりやすくなります。
また、しっかり混ぜることにより空気を含み、なめらかな口当たりに仕上がります。
メレンゲの半分を加え、ゴムベラですくい上げるようにざっくりと混ぜ合わせ、ふるっておいた薄力粉を加えて、再びざっくりと混ぜ合わせます。
残りのメレンゲを加えて、ムラなく混ぜ合わせます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
混ぜ合わせ過ぎると膨らみが悪く堅い生地になってしまうので、混ぜ合わせ過ぎないように気をつけましょう。
混ぜ合わせ過ぎると膨らみが悪く堅い生地になってしまうので、混ぜ合わせ過ぎないように気をつけましょう。
ベーキングシートを敷いた天板にこんもりと生地を流し、直径18cm程度の円形に整えます。
表面をある程度、平らにして分量外の薄力粉と粉砂糖の順番でふるいかけます。
包丁で格子状に筋目を入れます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
粉砂糖をふるいかける事で表面にペルレ状(パール状)の砂糖の膜ができ、サクッとした食感に焼き上げることが出来ます。
また、粉砂糖はふるいかけた際には溶けて生地に吸収され生地表面の糖分が飽和します。粉砂糖の前に薄力粉をふるいかける事で表面の膜となります。
筋目を入れることで、均一に膨らみ、不均等な割れ方になるのを防ぎ、また、火の通りが均一になります。
粉砂糖をふるいかける事で表面にペルレ状(パール状)の砂糖の膜ができ、サクッとした食感に焼き上げることが出来ます。
また、粉砂糖はふるいかけた際には溶けて生地に吸収され生地表面の糖分が飽和します。粉砂糖の前に薄力粉をふるいかける事で表面の膜となります。
筋目を入れることで、均一に膨らみ、不均等な割れ方になるのを防ぎ、また、火の通りが均一になります。