ドメーヌ・ロワイエの写真

HOME > フランス > ブルゴーニュ > ラ行 > ロワイエ
  クレマン、ブルゴーニュ・ルージュとブラン、マランジェたったこれだけの畑のワインだけだがこれがかなり素晴らしい。
今までほとんど知られていなかっただけにかなり価値あるワインといえる。
特級畑を所有している生産者ばかりが注目されがちだが現実的に楽しむこのクラスのワインが品質が高く美味しいことには実はかなり価値があるのである。
さすがフィネス、何度もサンプルを輸入し日本で飲んで納得したものだけを輸入するだけある。
 
Bourgogne Aligote 2016
ブルゴーニュ・アリゴテ [2016]
Maranges Premier Cru Clos Roussots 2018
マランジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ルソー 2018
【ピノ・ノワール100%】

 
 

コート シャロネーズの最北端、コート ド ボーヌとの境界であるコート デュ クーショワ(Côtes du Couchois) に位置する当ドメーヌ。ボーヌの町から車で1時間近くかかり、葡萄畑よりも牧草地帯のほうが多い山間の村にひっそりと佇んでいます。今まではフランスの個人客のみに販売しており、フィネスが初の海外取引となりました。
 所有する畑は12haで約7割がピノ ノワールで残りがシャルドネとアリゴテになります。畑の土壌は粘土泥灰質で標高250~350mほどの丘の東~南東向きの斜面に位置します。現当主のジャン クロード氏の祖父が3haの畑を開墾したことから始まり、1966年に両親がワイン造りを始め、1980年までにピノノワールの畑を増やすなどして6haまで畑を広げ、この時代はすべてネゴシアン売りをしていました。1984年になって現当主がドメーヌに加入、アリゴテとシャルドネの区画を増やす努力をして現在では12haの畑となり、その内訳はシャルドネが2ha、アリゴテが1.9ha、ピノ ノワールが7ha、ガメイが1haになります。
 収穫はすべて手摘みで行ない、ピノ ノワールは100%除梗した後に18日間マセラシオンを行い、圧搾後に樫樽で6ヵ月間熟成、澱引きとフィルターをしたあとに瓶詰されます。シャルドネは18℃に設定したステンレスタンクで約3週間醗酵させ、澱引きした後に6ヵ月間ステンレスタンクで熟成。フィルターにかけた後に瓶詰されます。

MARANGES 1ER CRU, CLOS ROUSSOTS

ピノノワール種100%。畑は粘土石灰質土壌で樹齢約50年の古木が中心になります。赤銅色、野イチゴのような野性味溢れるスパイシーさ、フレッシュな酸味と果実味があり、飲み応えのある味わいです。

BOURGOGNE PINOT NOIR 2013

ピノ ノワール種100%。色調は赤黒く、濃厚なベリー系の香り。口当たりは軽やかですが渋味もしっかりあって飲み応えもあり、酸味と果実味のバランスもきれいにまとまっています。

BOURGOGNE CHARDONNAY 2013

シャルドネ種100%。色合い淡く白い花の香り。軽やかな果実味と綺麗な酸味、ミネラル豊富でスレンダーにまとまっています。シャルドネのワインとしてはかなり繊細で飲みやすい味わいです。

CREMANT DE BOURGOGNE BRUT BLANC

葡萄品種はピノ ノワール種40%、シャルドネ種30%、アリゴテ種30%。シャンパーニュ地方と同じ「méthode traditionelle」方式。葡萄はすべて手摘み、葡萄品種ごとに分けて18℃で20日間醸造。アサンブラージュ後に瓶詰めされて16ヵ月間の瓶内2次醗酵&澱上熟成。ルミアージュやデゴルジュマンなどのすべての工程をドメーヌで行なっています。力強い泡立ち、爽やかな香りで繊細な口当たり。フレッシュでバランス良く飲みやすい仕上がりになっています。

VIN MOUSSEUX ROYAL ROYET ROSÉ

葡萄品種はガメ種70%、ピノノワール種30%。シャンパーニュ地方と同じ「méthode traditionelle」方式。葡萄はすべて手摘み、除梗して72時間の低温果皮浸漬後、葡萄品種ごとに分けて18℃で20日間醸造。アサンブラージュ後に瓶詰めされて12ヵ月間の瓶内2次醗酵&澱上熟成。ルミアージュやデゴルジュマンなどのすべての工程をドメーヌで行なっています。葡萄品種の比率や製造工程がクレマン ド ブルゴーニュの規定から外れるため、ヴァン ムスーに格付けされます。柔らかなムース、チェリー系の甘旨味が美味しい軽やかな味わいです。

 
生産者の醸造所