カレスキー
ワイナリーを最高峰の5つ星評価。初瓶詰めから10年という短期間で、快挙と言える。「這いつくばってでもこのワインを探す価値がある。伝説的なワインになるだろう」と言われている。
Johann Georg Shiraz 2014
ヨハン・ゲオーグ・シラーズ [2014]
オーク開放樽で発酵、新旧オーク小樽で24ヶ月熟成。 ワイナリーの中で2番目に古い、シラーズの単一畑。55年~110年の高樹齢。 濃く、リッチで、力強い黒果実。キメの細かいタンニン。 オーク小樽のヴァニラやスモークのブーケがしっかりと主張する。
 
 

カレスキーとは

 
 

1853年、祖国プロイセン(現在のドイツ北部)から入植したカレスキー夫妻が設立。現在に至るまで7代150年、ブドウ園や果樹園、畜産業を家族で営んでいます。ブドウは全て同じバロッサ・バレーの有名生産者に売っていましたが、現当主、7代目トニー&トロイ兄弟により、自社瓶詰めを開始。様々なワイナリーで経験を積み、若くして「天才」と評されてきた弟トロイと、経営面でサポートをする兄トニーによって、素晴らしいクオリティのワインをつくりだしています。元々100年を越える稀有なブドウ畑を保有していましたが、トロイはそれらの畑を全てビオディナミに改修。ボルドーの一流シャトーと同等かそれ以下にまで収量も落とし、バロッサ・バレーのテロワールを最大限まで引き出したブドウを生産しています。

バロッサ・バレーは年間を通して温暖で、夏から秋にかけては降雨も少なく非常に乾燥した気候。特に世界的にもトップレベルのシラーズをつくることで知られます。また、検疫が非常に厳しく、フィロキセラ禍に侵されていない古樹も存在します。カレスキーでは、入植当初、樹齢140年という世界的にも稀有な自根のシラーズが残っており、ワイナリー全体でも樹齢は平均50年を誇ります。この高い樹齢から産まれるワインは非常に複雑でミネラルに富み、凝縮度の高い力強い味わいになります。しかしいずれのワインも果実味は明るく開いていて、熟成を待たずにすぐ楽しめるのもカレスキーの大きな魅力です。ワイナリーを最高峰の5つ星評価。初瓶詰めから10年という短期間で、快挙と言える。「這いつくばってでもこのワインを探す価値がある。伝説的なワインになるだろう」と言われている。

 

Wine Shop WINEHOLIC