Joshin ミニ試用レポート足元の冷え対策に！ELPA 5面 パネルヒーター

エアコンの温かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に下がるという性質から、足元は冷えているのに、頭がのぼせて気分が悪くなるという方も多いのではないだろうか。
これは『頭熱足寒』と呼ばれる状態で、冷えとのぼせにより集中力が続かないという弊害がある。
「ELPA 5面 パネルヒーター PH-KDR01」は、天面パネル以外の4面が発熱し、ひざ下全体〜足の裏を温める。
頭を冷やし血の巡りを良くして集中力を高める『頭寒足熱』の状態を作り出すので、オフィスや在宅ワークで使うのに最適なアイテムだ。

発熱しない天面パネルはなんのためにあるの？と思ったけど、どうやら上昇する温かい空気を逃がさない役割を担っているらしい。

組み立て時のサイズは幅53×奥行35×高さ58cm。質量は2.5kgと軽く、だいたいのデスクの下には置けるが、コードレスではないので近くにコンセントが必要になる。

設定温度は強（65℃）・中（55℃）・弱（45℃）の3段階から選べ、右側面にあるコントローラーパネルで切り替え可能。
電源スイッチを押すと温度ランプ「強」が点灯し、スイッチを押すごとに強→中→弱の順に切り替わる。
電源の消し忘れによる事故を防ぐために4時間で自動で電源OFFになったり、本体が45°以上傾くと自動で電源がOFFになるなどの安全機能も付属している。

それでは実際に使ってみよう。
使用する際は平らな床で組み立て、本体を衣類や毛布などで覆わないようにする。
デスクの下にセットし、電源スイッチを押して使用開始！
設定温度は強のまま使用する。

電源スイッチを入れて約10秒ほどで、じわじわとパネルが温まってきた。
足の裏から熱を感じ始め、少しずつひざ上の方まで温まっていくのがわかる。
65℃という温度が絶妙にちょうどいい温度で、いつの間にか体全体がポカポカして気持ちいい…。
特に床パネルが床暖房カーペットのように使えて最高。
冷えが気になる足の裏や指先までしっかり温まっているし、スリッパや分厚い靴下がいらないので開放的。
天面パネルがあるから温かい空気が上に逃げず、使用している間、頭はスッキリしているのに足元はずっと温かいままだった。

デスクの下に置いて使うだけでなく、天面パネルと床パネルを折りたためば、床に座ってテレビを見ている時や、こたつから出て冷えている背中を温めることも可能。
これはこれで温かくて気持ちがいいのだが、低温やけどにならないよう、長時間もたれないように気をつける必要はある。

本体はコンパクトに折りたためるので、デスクの下のすき間や、壁と家具の間のすき間などに収納可能。
使いたい時にサッと取り出せて、使い終わるとスペースを取らずに収納できる。
暖房器具は収納に困ることも多いので、場所を取らないのはうれしい。