ドメーヌ・ティミオプロスのアポストロスと、サントリーニ島で生まれ育った、ブドウ栽培農家のスピロス・フリッソスが、意気投合し生まれたワイナリー。アポストロスの本拠地である、マケドニアとサントリーニ島では、6週間前後の収穫時期のずれがある。アポストロスは2013年頃から、親友であるハリディモスのために、ドメーヌ・ハツィダキスのワイン醸造を手伝ってきた。年に何度もサントリーニ島へと足を運んでいるうちにスピロス・フリッソスを初めとする、
若きブドウ栽培家たちと出会い、ついに初ヴィンテージである2015VTをリリースした。最初の2ヴィンテージはハツィダキス・ワイナリーの一部で醸造していたが、現在は、偉大なクリュのあるピルゴスの村に本拠地を構える。ギリシャ国内、複数の地域でコンサルタントをするアポストロスと、何世代も前からブドウを栽培して生計を立ててきたスピロス二人による、これからが期待のワイナリーである。