"ゴーセン"から "ルーツ"へ Roots Golf History
「飛びのルーツ」が産声を上げたのは、1997年のこと。株式会社ゴーセンという会社の一事業部から誕生しました。
もともとゴーセンという会社は、テニスやバドミントンなどのガットやラケット、釣り具などを得意とする会社でしたが、事業拡大でゴルフクラブの製造に乗り出したのです。1997年から2003年までの6年間、「ルーツ」は株式会社ゴーセンの一ブランドとして販売されていました。
ですので、昔からのルーツファンの皆様には、「ゴーセン」のほうが馴染みがあるかもしれません。
最終的に株式会社ゴーセンがゴルフ事業から撤退することになり、現在の株式会社ルーツへと変わっていくのですが、私たち綾ゴルフが扱う「ルーツゴルフ」のクラブの数々も、実はこの「ゴーセン・ルーツ」の伝統を受け継いだものです。
平野社長とアーメット鋼の出会い Mr.Hirano meets Aermet.
現在の株式会社ルーツゴルフの代表取締役である平野社長が、この「ルーツ」と関わるようになったのは、「ルーツ」が世に出てから2年後の1999年のことです。
大学を卒業してから某ゴルフ用品店に勤務して、毎日、アマチュアゴルファーにクラブを販売していた平野社長は、だんだんと疑問を持ち始めました。それは使いこなすのに難しいとされる、いわゆるプロモデルで練習すれば上手くなるという当時の常識に対するものでした。一部のゴルファーがそのように上手くなっていきますが、大部分のゴルファーは飛ばないクラブで飛ばそうと力み、狭い芯になんとか当てようとあわせに行き、逆にミスを連発するのです。もっとやさしく簡単に飛ばせるクラブを提供できれば、きっとアマチュアゴルファーに喜んでもらえるはずだ。その思いは次第に大きくなり、「なんらかの形でクラブづくりに携わりたい。アマチュアゴルファーの声を聞き続けてきた自分ならそれができるんじゃないか。」 というようになっていきました。
そんな時に(株)ゴーセンと縁があり、「そんなにクラブ作りがしたいのなら、うちに来ればいいじゃないか」という誘いから、17年間勤務したゴルフ用品店を退社し、(株)ゴーセンの門をたたきます。
入社後すぐに、平野社長(当時は社長ではありませんが)はルーツブランドのクラブに使われていたアーメット鋼の虜になりました。現在のルーツのクラブの殆どに、このアーメット鋼が使用されていますが、平野社長のアーメット鋼へのこだわりは、この時から始まりました。
アーメット鋼との格闘の日々
17年間ゴルフ業界にいた平野社長は、もちろん、アーメット鋼のことは多少なりとも知っていましたが、実際メーカーとして、自分が直接製造に携わる立場になってみて、素材として、この逸材に惚れこむことになりました。高強度で粘り強く、飛距離は出るし打感も心地良い。これほどゴルフクラブのフェースにもってこいの素材はないのです。もちろん大手メーカーも素材としての良さは百も承知です。
ではなぜ彼らは製品化しないのか?
このアーメット鋼には、「加工が難しい」「大量生産できない」「溶接段階で複雑な工程が必要」「ステンレスと違ってメッキ処理が必要」などのデメリットもあり、商品化について大きな障壁があったのです。
少量生産しかできず生産工程が多いとなれば、当然そのコストは価格に跳ね返ってきます。利益を優先しようと思えば手を出せない素材です。しかし、後発メーカーならこそチャレンジする価値がある。そこから平野社長とアーメット鋼との格闘の日々が始まりました。
商品化当初は、思いもよらなかったトラブルや、失敗の連続で、それこそ苦難の道のりでした。一つずつ問題をクリアし、失敗を乗り越える日々が続きます。
株式会社ルーツゴルフとしての再出発 ROOTS GOLF Co.,Ltd
(株)ゴーセンでのがむしゃらな4年間で、ルーツブランドとしてスーパーアーメットにのめりこみ、ルーツDSアイアンやMDウッドなど、少しずつアマチュアゴルファーの皆様から評価をいただくようになった頃、(株)ゴーセンは、突然のゴルフクラブ事業からの撤退を発表します。
一見、華やかに見えるゴルフクラブ業界も、様々な企業が、昔から参入・撤退を繰り返してきた歴史があり、(株)ゴーセンも、残念ながら業界から去ることとなりました。
ルーツとともに苦闘した4年間で、アーメット鋼の特殊さゆえに、ビジネスとしては非常に難しいことも充分に理解していた平野社長でしたが、アーメット鋼の魅力から離れられず、ここで独立を決意します。
(株)ゴーセンとしても、せっかく立ち上げたブランドでもあり、ブランドが残るのであればということで、独立はスムーズにすすみました。
社名には、「アマチュアゴルファーが本当に欲しがっているクラブをつくる」という理想を追及しつづけようと "根っこ""本質"の意味を持つ「ルーツ」というブランド名をそのまま使い、株式会社ルーツゴルフとして再出発することになったのです。
ひたむきにアマチュアゴルファーのために For Amateurs
その後の株式会社ルーツゴルフは、マス広告やテレビCMなどに大きな経費をかけることなく、地道に製品を発表していきます。
RSアイアンからRGアイアン、ザ・ルーツシリーズそしてクリックアイアン、最新モデルのアーメットGシリーズへと。すべての製品が、アマチュアゴルファーのためのクラブとして、設計されてきました。
多くのゴルフメーカーが、有名トーナメントプロと契約し、契約プロの意見を取り入れたクラブづくりをしているのに対し、ルーツは、まったくトーナメントプロと契約せず、ひたすらアマチュアゴルファーのためのクラブづくりをしています。トーナメントプロの求めるクラブと、アマチュアが打ちやすい、そして、楽しめるクラブは、はっきり違うのだというポリシーをルーツゴルフが持ち続けているからなのです。
これまでに発売された主な製品 Products
2016年
2015年
ルーツゴルフキャディバッグ
【2015年3月発売】
ザ・ルーツKaryouパター
【2015年4月発売】
2014年
アーメットXパター
【2014年9月発売】
2013年
2012年
ザ・ルーツパター
【2012年2月発表】
2011年
じゅらくエリクサーアイアン
【2011年2月発表】
2010年
クリックCSアイアン
【2010年3月発売】
じゅらくドライバー
【2010年4月発売】
2009年
じゅらくフェアウェイウッド
【2009年6月発売】
じゅらくユーティリティ
【2009年4月発売】
じゅらくアイアン
【2009年4月発売】
AMIGO 2 パター
【2009年4月発売】
2008年
クリックアイアン
【2008年3月発売】
MDドライバー440AT
【2008年5月発売】
09'キャディバック
【2008年11月発売】
2007年
ザ・ルーツ2アイアン
【2007年2月発売】
2006年
RGアイアン
【2006年3月発売】
06'キャディバック
【2006年5月発売】
MD2ウッド
【2006年9月発売】
AMIGOパター
【2006年12月発売】
2005年
ザ・ルーツドライバー
【2005年3月発売】
2004年
ザ・ルーツアイアン
【2004年3月発売】
キャディバック
【2004年1月発売】
2003年
MDウッドシリーズ
【2003年1月発売】
RSアイアン
【2003年3月発売】
400ドライバー
【2003年6月発売】
ラインナップの系譜 All Lineup
アイアン アーメットGシリーズ系
ヘッドスピード30m/s台後半から40m/s台のゴルファーの皆様に向けて、飛距離、やさしさ、コントロール性を同時に叶えたラインです。
アーメットGアイアン
2016年3月
販売中
クリックTTアイアン
2012年3月
製造終了
クリックCSアイアン
2010年3月
製造終了
クリックアイアン
2008年3月
製造終了
RGアイアン
2006年3月
製造終了
RSアイアン
2003年3月
製造終了
アイアン ザ・ルーツKaryouシリーズ系
ヘッドスピード30m/s台のゴルファーの皆様に、易しく「飛んで止まる!」というゴルフの醍醐味を味わっていただきたい。そんな思いを込めたラインです。
ザ・ルーツKaryouアイアン
2015年3月
販売中
ザ・ルーツKEIアイアン
2013年3月
製造終了
じゅらくエリクサーアイアン
2011年3月
製造終了
ザ・ルーツじゅらくアイアン
2009年4月
製造終了
ザ・ルーツ2アイアン
2007年2月
製造終了
ザ・ルーツアイアン
2004年3月
製造終了
ドライバー アーメットGシリーズ系
ヘッドスピード30m/s台後半から40m/s台のゴルファーの皆様に向けて、飛距離、やさしさ、コントロール性を同時に叶えたラインです。
アーメットGドライバー
2015年3月
販売中
アーメットXドライバー
2014年4月
販売中
クリックドライバー
2011年3月
販売中
MDドライバー440AT
2008年5月
製造終了
ザ・ルーツドライバー
2005年3月
製造終了
400ドライバー
2003年6月
製造終了
ドライバー ザ・ルーツKaryouシリーズ系
ヘッドスピード30m/s台のゴルファーの皆様に、易しく「飛んで止まる!」というゴルフの醍醐味を味わっていただきたい。そんな思いを込めたラインです。
ザ・ルーツKaryouドライバー
2015年3月
販売中
ザ・ルーツKEIドライバー
2013年3月
販売中
じゅらくエリクサードライバー2012年2月
製造終了
じゅらくドライバー
2010年4月
製造終了
フェアウェイウッド・ユーティリティ アーメットGシリーズ系
アーメットと言えば飛距離。他では真似のできない飛距離と感触の良さを実現しています。弾くような加速感を是非味わってみてください。
アーメットGフェアウェイウッド
2016年3月
販売中
アーメットGユーティリティドライビング・ユー
2016年3月
販売中
アーメットGユーティリティ
2016年3月
販売中
アーメットXフェアウェイウッド
2014年3月
販売中
アーメットXユーティリティ
2014年3月
販売中
クリックフェアウェイウッド
2011年3月
販売中
MD2ウッド
2006年9月
製造終了
MDウッド
2003年1月
製造終了
フェアウェイウッド・ユーティリティ
ザ・ルーツKaryouシリーズ系
開発コンセプトは「あの頃のように飛ばしたい。」
そんな思いを叶えるシリーズです。
ザ・ルーツKaryouフェアウェイウッド2015年3月
販売中
ザ・ルーツKaryouユーティリティ2015年3月
販売中
ザ・ルーツKEIフェアウェイウッド2013年3月
販売中
ザ・ルーツKEIユーティリティ2013年3月
販売中
じゅらくエリクサーフェアウェイウッド2010年3月
販売中
じゅらくエリクサーユーティリティ2010年3月
製造終了
じゅらくフェアウェイウッド
2009年6月
製造終了
じゅらくユーティリティ
2009年1月
製造終了
パター
初代のシリーズ名は、開発担当者の苗字をもじったモデル。それほどまでに開発者の思いが込められているパターです。
ザ・ルーツKaryouパター
2015年4月
製造終了
アーメットXパター
2014年9月
製造終了
ザ・ルーツパター
2012年2月
製造終了
AMIGO2パター
2009年4月
製造終了
AMIGOパター
2006年12月
製造終了