


使った酒造り 晴雲が使用する米の約8割は埼玉県産米でその多くが地元周辺地域で収穫された米です。また30年前より地元の有機農家と提携し栽培された無農薬米も使用しています。それらの米は、自社精米によってしっかりと自分たちの目で見て、大切に磨かれて酒造りの原料となっています。


郷に湧く名水 晴雲の仕込水は、秩父山系を源とする豊富な水量でミネラルしっかり含んだ中硬水が水源となっており、その水質は「灘の宮水」に匹敵するとも言われてきました。晴雲の酒は蔵内の一角にある「玉の井戸」より汲み上げた丸みのある地下水を使い、淡麗ながら骨格のある味わいを醸し出します。


小川町の心を届けたい 小川町では国の重要無形文化財に指定されている手漉き和紙「細川紙」が受け継がれていたり、有機農業の里があったり、効率ではなく、意味を重んじる気風が育まれてきました。弊社も地元の郷酒蔵として社員全員で、ゆっくり、大切に、良いものを造るスタンスで、風土と地元の心を込めて醸しています。


ゆるがぬ理念脈々と 晴雲酒造では、1989年より地元の有機農家と提携し、有機農業の支援を行うと共に一般の方々へ有機農業の素晴らしさや日本酒の啓蒙活動も続けています。そのような活動の中で生まれたのが「地元の米・水・風土」で醸し地元の人々に愛していただけるからこそ地酒蔵であるという理念です。
