2014年、「ドメーヌ・シャルロパン」の当主フィリップ・シャルロパン氏の長男ヤン・シャルロパン氏が、彼の妻の父であるジュスティン・ティシエ氏の協力を得て設立し、両家の名を冠した、わずか3haのみの小規模ドメーヌです。
若き当主のヤン・シャルロパン氏は、実家である「ドメーヌ・シャルロパン」において現在も白ワインの醸造責任者を務めていますが、そこでは均一に保たれた高水準のワインを大量に仕上げています。一方でここ自身のドメーヌでは、テロワールのダイナミックさを最大限に生かし、バラエティ溢れるワイン造りにチャレンジしています。
日本初上陸以来、我々を虜にし続け、進化を遂げているワインを是非お楽しみください。
本拠地はモレ・サン・ドニにありますが、ジュスティン・ティシエ氏はコート・ド・ニュイ北部の秀逸な畑のみに焦点を当てています。
≪自社畑≫「ラ・モンターニュ」:「マルサネ」、標高300m、キュヴェごとに非常にこだわり抜いたブドウ樹が植えられており周囲とは一線を画す秀逸さ
≪契約畑≫「エタル」:キュヴェ「ブルゴーニュ・アリゴテ」マルサネにあり、樹齢70年「モントル・キュ」:キュヴェ「ブルゴーニュ・ルージュ」コート・ディジョネにおける最上の区画。これらは全て彼らの仕事を信じて賃貸の契約を結ぶに至った畑ばかりです。ドメーヌを設立して間もない彼が、既に周りの人々から絶大な信頼を受けていることがうかがえます。
ブルゴーニュの伝統的方法に則って行われており、全ての過程においてできるだけ介入せず、造り込まず、果実感を生かしたピュアで滑らかな仕上がりになっています。
【発酵】全て野生酵母による自然発酵
【赤ワイン】低温浸漬し、自然発酵を経て、スティラージュなしで木樽で熟成させます。