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クリームの役割は油分を補うこと。 皮脂が少ない部分にのみ使えばよい。 |
◇20〜30代なら目元、口元のみ。40代後半からは必要に応じて 毎日のスキンケアでは、化粧水+美容液で保湿することが大切で、皮脂の分泌量が十分にある20〜30代なら、基本的にクリームを使う必要がありません。でも、目元、口元は皮脂腺が少ないため、年齢を問わず乾きやすく、カサついてしまうこともあるでしょう。そんなときこそクリームの出番です。革の靴やバッグにクリームを塗ると柔らかくなるように、肌も適度な油分を補うことで、柔らかくなめらかになります。 40代後半になると、目元、口元だけでなく、UゾーンやTゾーンも皮脂の分泌量が減少します。そのため、それらの部分にも必要に応じて油分の補給が必要です。 |
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クリームを選ぶときはコクのある濃厚なタイプがおすすめ |
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クリームの中には、サラッとしたつけ心地のジェル状のものなどもありますが、それでは美容液とあまり変わりがありません。油分補給のためには、コクのある濃厚なタイプのほうがよいでしょう。クリームにはシワやシミなどに効くアンチエイジングをねらった成分を含むものもあるので、年齢に合わせて使ってみるものよいでしょう。
油分の補給が目的なら アイクリームなどの目元専用のものや顔全体用のクリームなどいろいろありますが、顔全体のほうが肌にはやさしいものが多いようです。部分的な油分の補給のために使うなら、高価なものではなく1,000〜3,000円程度のもので十分でしょう。 |
さらに美容効果をねらうなら シワに効くレチノールシミに効く油溶性甘草エキスなど有効成分が配合されたクリームもあります。価格の目安は、5,000円〜10,000円程度です。 |
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◇クリームのつけ方(目元、口元)◇ |
1.目元につける |
2.口元につける |
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洗顔後、化粧水と美容液を顔全体に伸ばしたあと、薬指にクリームをとり、目元にやさしくたたき込むようになじませます。デリケートな部分のなで、こすらないように気をつけましょう。 |
薬指にクリームをとり、口元にやさしくたたき込むようになじませます。他の部分に広がらないよう、クリームのつけすぎに注意しましょう。 |
40代後半からは・・・ 化粧水→美容液とつけたあと、Uゾーン→Tゾーン→目元、口元の順にクリームをなじませていきます。ただし、皮脂の分泌量は個人差があるので、必要に応じて最小限に使いましょう。 |
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乳液はどう使えばよい? |
乳液にはクリームタイプと同じように肌に油分を与える役割があります。乳液とクリームの違いは、水分と油分のバランス。 一般的に、水分が多めのものが乳液で、油分が多めのものがクリームです。油分補給のためにせっかく使うのであれば、乳液ではちょっと力不足。クリームのほうがおすすめです。ただし、最近は保湿成分(セラミドなど)を含んだ乳液もあり、こちらは美容液の代わりに使うこともできます。 乳液をつけるときは適量を手のひらにとり、両手をこするようにして乳液を伸ばし、その手で頬を包み込むようにして乳液を肌になじませます。皮脂の多いTゾーンは避け、目元や口元には、薬指でやさしく押さえるようにして伸ばします。 |
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洗顔後の肌につける化粧水、美容液、クリームといった基礎化粧品は、種類も価格も様々です。 いったい、どうやって選び、どう使ったらよいのでしょうか? |
ここでは、基礎化粧品の選び方や使い方の基本を紹介しています。 |
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