若すぎる時期に飲んで誤解しないでください。フランスの三つ星レストランでは必ずリストに載っているようなワインで世界中で注目の的なのです。
味わいも非常に魅力的で、これだけ評価が高いことがうなずけます。
4h前後の畑から造られるワインは、世界中で垂涎の的となっています。生産量が少ないために日本への入荷量は少なく、その中でもコンディションの良いワインは極僅かです。
ニーヨンの特徴は、彼の人柄がそのままワインに出ているかのごとく、非常に親しみやすく、それでいて驚くほど品質が高いと言うことが挙げられます。
村名でさえも開いてくるとレベルの高さに驚かされます。非常に数の少ない、バタールやシュヴァリエは、シャサーニュにおけるトップワイン。
2004年に彼のセラーを訪れましたが、レストランなどは彼のセラーにワインを預けたままで、必要なときに取りに来ているようです。
温度も低くかなり管理状態は良かったことを思い出します。
このような低い温度での醸造ができると言うことも素晴らしいワインができる要因なのでしょう。
年 産僅か350ケース。そのどの畑も欠点が見あたらず、ヴィンテージごとの安定度も図抜けているのです。ここ数年インポーターの輸入する状態が更に良くな り、以前のようにすぐは開かなくなってきています。村名でもリリースから最低1~2年待つことが必要ですが、その分開いたときに姿は素晴らしいのです。
若すぎる時期に飲むと、まるで非常に綺麗な水のようですが、開いてくるとぐっとボディーがのり、瑞々しいフルーツ系の酸が厚いボディーを支えてくれます。
持っておくだけの価値あるワイン、それがミッシェル・ニーヨンです。