驚くほど美味しいリーズナブル系の救世主

Kleine Zalze Wines
クライン・ザルゼ・ワインズ

 
 
 
 
 
 南アフリカでラフィネが輸入するワインとしては比較的生産量の多い作り手です。コンクールなどで多くの賞を得ているのを見てもわかるように非常に品質に優れ特にリーズナブル系の質の高さが際立ち、普段飲みのワインのシリーズは新しくワインホリックの定番ともなっています。なんと言っても凄いのがファミリーリザーブ。これは本当に美味しいワインです。
クライン・ザルゼ・ワインズ クライン・ザルゼ・ワインズ2 クライン・ザルゼ・ワインズ3
Method Cap Classique (MCC) Brut NV
メソッド・キャップ・クラッシック・ブリュット
【品種】シャルドネ60% ピノ・ノワール40%
【産地】いずれも冷涼なフォルス・ベイ沿いのステレンボッシュと、ロバートソン   【土壌】石灰岩
【収穫】充分な果実味と美しい酸を得るため、早朝の涼しいうちに手摘みにて行います。   【全房使用率】100%
【醸造】フリーランジュースのみを使用し、品種ごとに分け、ステンレスタンクにて一次発酵。  【瓶内二次発酵】36カ月間
【ドサージュ】4g/L   【残糖分】3.4g/L
【テイスティングノート】シャンパーニュ製法を用いて3年以上の瓶熟成を経て造られた古き良き時代のスタイルのスパークリングで、非常に繊細な泡が立ち上り、焼き立てのブリオッシュやビスコッティなど酵母由来のエレガントなアロマが印象的です。シャルドネ由来の繊細さと心をくすぐるようなミネラル感、そしてピノ・ノワールの優雅さのバランスが非常に良く、豊かな果実味と酸味、そしてクリーミーな余韻を楽しめるフルボディのMCCと言えます。
【アルコール度数】11.5%
Cellar Selection Chenin Blanc Bush Vines 2022
セラー・セレクション・シュナン・ブラン・ブッシュ・ヴァインズ [2022]
【産地】ステレンボッシュ地区、パール地区、スワートランド地区
【2022年】芽吹きの春に雨が降り冷涼だったため、収穫はゆっくりと始まりましたが、生育期を通して適度に乾燥しており、ほぼ完璧な果実が実りました。
【仕立て】株仕立て(ブッシュ・ヴァイン):極度に日光にさらされ果実が過熟にならないように特にキャノピー・マネジメントに注力
【収穫】区画ごとの生育に合わせて、早朝に手摘みにて行う   【スキンコンタクト】畑ごとに分け、タンクにて12~24時間
【発酵】それぞれの畑の特徴を生かすため区画ごとに分け、フリーランジュースのみを使用し、ステンレスタンクにて低温発酵
【熟成】シュールリーにて4カ月間
【テイスティングノート】アロマにはパイナップルなどのトロピカルフルーツやピーチ、ライム、シトラス、柑橘類の皮などの果実の香りとミネラル香などが感じられ、非常に華やかな香りがグラスから溢れます。口当たりはクリーンで柔らかく、熟したレモンやライムなどの果実味が弾けるように爽やかで、豊かなテクスチャーがあり、全体的によくまとまっていて、長い余韻も楽しめます。3年ほど熟成させるとさらにエレガントになるでしょう。
【マリアージュ】寿司、ローストチキン、クリーミーなパスタなどによく合います。
【アルコール度数】13.5%
Family Reserve Cabernet Sauvignon 2015
ファミリー・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン [2015]
畑は、所有する敷地の中でも最も高い丘の上にあります。乾燥した地理的条件にありながら、ブドウは水分保持に優れた花崗岩地層の恩恵を受けています。収穫後、醸造所で更に選果を経て、50%は破砕、50%は全房で3日間浸漬されます。開放桶で約5週間かけて発酵。その間、果実の要素を最大限引き出すためパンチダウンとパンプオーヴァーを行います。新樽率100%で24か月間熟成されます。2009ヴィンテージはピュアな果実の凝縮感にあふれ、余韻の長いワインです。

Cellar Selection Chardonnay 2021
セラー・セレクション・シャルドネ [2021]
ブドウは区画ごとに成熟度によって収穫され、醸造されます。発酵前12~24時間スキンコンタクトし、タンクに移され低温で発酵を開始します。発酵後、澱とともにタンク内で熟成し、ブレンドして瓶詰めを行います。
メロンや洋梨の香りにあふれ溌剌としたワインです。白桃や柑橘系の豊かな味わいに、カキ殻のようなミネラル感が骨格をもたらし、綺麗な酸がアフターを引き締めています。数年熟成させてもより素晴らしい味わいになります。
Vineyard Selection Chenin Blanc 2021
ヴィンヤード・セレクション・シュナン・ブラン 2021
【キュヴェ】前ヴィンテージから一部をアンフォラで発酵し、テロワールを最大限に表現するため熟成では古樽のみ使用しています。
【産地】ステレンボッシュ地区
【畑】長い歴史をもつ畑で、南西向きの斜面に位置しており、乾燥状態に強く、灌漑なしでも干ばつの影響がない
【仕立て】株仕立て(ブッシュヴァイン:低収量)   【土壌】風化した花崗岩   【平均樹齢】30年
【2021年】久しぶりに冬はきちんと寒く、非常に雨が多く山に積雪もみられました。夏の訪れが少し遅かったため熟成が10日ほど遅れました。夏は非常に穏やかで乾燥しており、一年を通して非常に恵まれた気候になりました。
【収穫】早朝に手摘みにて行う   【全房使用】ごく一部   【スキンコンタクト】ステンレスタンクにて圧搾前に24時間
【発酵】フリーランジュースのみを使用し、古樽とアンフォラ使用   【熟成】古樽にてシュールリーにて7カ月間
【テイスティングノート】メロンや桃、グアバなどの風味が豊かで、美しいミネラル感を伴う引き締まった味わいです。オーク古樽由来の気品のあるクリスピーなアロマが印象的で、フレッシュな果実味のある長い余韻が楽しめるため、今すぐ飲んでも大変美味しいですが、慎重に熟成させれば今後10年は優雅さを纏う変化を楽しめるでしょう。
【アルコール度数】13.5%
Vineyard Selection Chardonnay 2018

Sold Out

Vineyard Selection Chardonnay 2018
ヴィンヤード・セレクション・シャルドネ [2018]
ブドウはステレンボッシュとロバートソンの二つのエリアから収穫されます。ステレンボッシュの畑は樹齢が高く、深みのある味わいを持つ果実が、ロバートソンからはフルーツ感やミネラルに富んだ果実が収穫出来ます。ブドウは破砕した後ステンレスタンクに入れられ、圧搾の前にスキンコンタクトの過程を経ます。次いでジュースは温度管理の出来る樽に移されて発酵(新樽率50%、2年使用樽30%、残りは3年使用樽)。ライム、洋梨や柑橘果実の花の香りが華やかで、豊かなミネラルを持ち、余韻の非常に長いワインです。

Vineyard Selection Cabernet Sauvignon 2020
ヴィンヤード・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン [2020]
【キュヴェ】力強さや重さというよりも、洗練されたエレガントさを感じさせるクラシック・スタイルのカベルネです。
【産地】ステレンボッシュ地区
【2020年】冬に降雨に恵まれたため生育期は特に良好で樹勢も強く、果実の健康状態を維持しながら均一に成熟できるように、キャ ノピー・マネジメントに最新の注意を払いました。例年よりも早く熟しましたが、濃縮した素晴らしい果実が得られました。
【収穫】早朝に手摘みにて   【選果】最高の果実だけを選りすぐり、畑と醸造所で数回にわたり厳密選果します。
【全房使用率】0%(除梗)100%
【発酵】区画ごとに分け、ステンレスタンクと伝統的なオープンタンクを用いて、最良の抽出とタンニンレベルのバランスを得るため様々な段階で慎重にパンチングダウンとポンピングオーバーを行い、優雅さを損なうことなく抽出します。
【熟成】フレンチオーク樽にて19カ月間 《新樽》40% 《2年使用樽》30% 《3年使用樽》30%
【テイスティングノート】非常にクラシカルなスタイルです。格式を感じさせるハーブの香りに支えられながら、力強いカシスやブラックチェリー、フィンボスのアロマがグラスいっぱいに広がります。繊細なタンニンに美しく調和したオークのフレーバーが長い余韻を誘い、非常にエレガントな仕上がりです。ほとんどのお肉料理と相性が良く、10年ほど寝かせることによって、より素晴らしい熟成が期待できます。
【アルコール度数】14.5%
Cellar Selection Cabernet Sauvignon 2019
セラー・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン [2019]
【産地】コースタル・リージョン
【2019年】熟成期には日中の気温がさほど上がらず夜間も冷え込んだため、成熟はとてもゆっくりとしたものになり、例年よりも収穫は遅く始まりましたが、シーズン終了間際に降った大雨の被害は免れることができました。
【栽培】果実味を凝縮させるため、色づき後に慎重に間引きを行います。
【収穫】早朝に手摘みにて   【マセラシオン】低温にて3日間
【発酵】《50%》開放式セメント槽 《50%》ステンレスタンクを使用し抽出しすぎないように優しくパンチングダウンとポンピングオーバー
【マロラクティック発酵】重力を用いてステンレスタンクに移した後行います。
【熟成】2~3年使用のフレンチオーク古樽(300L)にて12ヶ月間
【テイスティングノート】非常に典型的なカベルネ・ソーヴィニョンのアロマで、たくさんの赤いベリー系のフルーツ、ブラックカラント、チョコレート、スパイス、甘草などのハーブの香りがとても複雑に華やかに広がります。骨格をしっかり支えるのに充分なしなやかなタンニンが印象的で、ミッドパレットにはジューシーな果実味があり、長い余韻が得られます。濃厚でありながらエレガントな仕上がりで、友人と一緒に飲んでも美味しいですが、7年ほど熟成させて、じっくりと一人で向き合ってもまた違った趣が感じられるでしょう。
【アルコール度数】14.0%
Vineyard Selection Grenache 2017
ヴィンヤード・セレクション・グルナッシュ [2017]
【キュヴェ】かのブティック・ワイナリーで有名な「Savage Wines/サヴェージ・ワインズ」の人気キュヴェ「Follow theLine/フォロー・ザ・ライン」と同じ畑のブドウから造られたキュヴェですが、弊社ラフィネに全て分けてもらったため、一般では売られていない特別キュヴェです。『クライン・ザルゼ』 らしくエレガントに仕上がったグルナッシュです。
【産地】ダーリン(単一畑)
【畑】サヴェージ・ワインズの「Follow the Line」と同じ畑で、標高は190m
【土壌】深い砂壌の下に粘土質  【植樹】1981年(樹齢37年前後)  【全房使用率】30%
【発酵】破砕せずステンレスタンクにて、1日2回のポンピングオーバを行い2週間
【熟成】グルナッシュのフレッシュさを保つため樽は使用せずステンレスタンクにて10カ月間
【アルコール度数】13.0%

Vineyard Selection Cabernet Sauvignon 2017

Sold Out

Family Reserve Chenin Blanc 2019
ファミリー・リザーヴ・シュナン・ブラン 2019
【産地】ステレンボッシュにある3つの異なる土壌、それぞれの区画のシュナン・ブランを使用することでステレンボッシュを表現
【仕立て】ブッシュヴァイン
【スキンコンタクト】収穫後に絞られたジュースは区画ごとに12~18時間の間、スキンコンタクトをしたのち発酵へ
【発酵】400Lのオーク樽にて発酵。シュナン・ブランのデリケートな個性を活かすために新樽は使用することなく、2年、3年、4年使用の古樽にて発酵
【熟成】シュールリーにて、毎月バトナージュを行い1年間樽熟成ののちブレンド
【テイスティングノート】シトラスやカリンの加えて、洋ナシの柔らかで甘い果物の香りが幾層にも広がります。ふっくらとした口あたりと透明感のある果実。決して主張はしない樽のニュアンスが味わいに複雑味を与え上品な印象を受けます。ステレンボッシュならではの果実感とミネラルに溢れた白ワイン。
無濾過・無清澄
Cellar Selection Sauvignon Blanc 2018
セラー・セレクション・ソーヴィニョン・ブラン 2018
【産地】ダーリン、ダーバンビル、ウォーカー・ベイ、ルッツビル
【畑立地】全ての畑が海からわずか15km以内にあるため冷たい海風の影響を受ける   【土壌】濃い赤土
【2018年】非常に乾燥していましたが比較的涼しく、昼夜の寒暖差が大きかった。
【収穫】早朝に手摘みにて   【スキンコンタクト】畑事ごとに分け12~36時間
【発酵】畑ごとに分け低温発酵   【熟成】シュールリーにて4カ月間
【アルコール度数】13.0%
Cellar Selection Cinsault 2017
セラー・セレクション・サンソー 2017
【産地】パールドバーグ、ダーリング
【畑】乾燥したエリアにある古い歴史のある畑
【2017年】早期成長期の冬は乾燥して温暖でしたが春以降にやや涼しくなりました。通年よりも乾燥しており果実が小さくなりましたが、後期が涼しかったため果実の濃度が高まり、深みがありエレガントに仕上がりました。
【発酵】ステンレスタンクにて、25℃で1日2回ポンピングオーバーを行いながら8日間かけて発酵
【マロラクティック発酵】あり
【熟成】フリーランジュースのみを使用し、ステンレスタンクにて熟成
【テイスティングノート】アロマにはストロベリー、赤いプラム、すみれ、プロヴァンス地方のラベンダーなどのニュアンスがたっぷりと華やかに感じられ、口に含むと、フレッシュな酸と、ベリー系果実の風味、柔らかくジューシーなタンニンが幾重にも重なって、非 常に味わい深く、長い余韻が続きます。
【アルコール度数】14.5%
 
 
 

クライン・ザルゼ・ワインズとは

 
 

文献によると南アフリカにワイナリーが興されたのは1685年のことです。ワイナリーとしてのクライン・ザルゼの名は当時、1695年にステレンボッシュ市の税金徴収書類にドイツ人オーナーの名前とワイン700本分の税額という記録が残っており、その長い歴史を窺い知ることが出来ます。現当主、コバス&マリエット・バッソン夫妻は1996年にこのワイナリーを買い取りました。購入当時は大変小さなワイナリーでしたがコバス氏は地質調査の後、この土地がブドウ栽培に可能性を秘めた地域であるということを再確認し、所有する畑を増やして事業拡大へ舵を取りました。今では同敷地内に宿泊施設やレストランを備え、また、産するワインは数々のコンクールで賞を獲得しています。

 

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